『42~世界を変えた男~』(C)2013 LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC.

「ぴあ」調査による11月1日、2日に公開された映画・満足度ランキングは、メジャーリーガー初の黒人選手となったジャッキー・ロビンソンを描いた『42~世界を変えた男~』がトップに輝いた。2位に先ごろ来日した人気ボーイズグループの音楽ドキュメンタリー『ワン・ダイレクションTHIS IS US』が、3位にマイケル・ダグラス、マット・デイモンが出演するスティーヴン・ソダーバーグ監督による『恋するリベラーチェ』が入った。

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1位の『42…』は、人種差別に立ち向かい、黒人初のメジャーリーガーとしてドジャースに入団したロビンソンの姿を描いたヒューマンドラマ。観客からは「差別を受けながらも、野球をする姿を通して主張する姿に感銘受けた」「言葉ではなくプレーで伝える点に感動した。チャレンジすることの大切さを改めて実感した」「じっくりと作られた良作。人種差別の歴史や野球文化などについて深く考えさせられた」「アメリカ合衆国における差別については知っているつもりだったが、フェアプレーが求められるスポーツの世界においても差別があったとは驚いた」「主人公の生き様に心を打たれた。野球好きには見逃せない1本」など、10代から70代までの観客から支持された。

2位の『ワン・ダイレクション…』は、ツアー中の彼らに密着したドキュメンタリー。出口調査では「グループの成り立ちやメンバーと家族の関わりなどが観られて号泣した」「ファンとして最高すぎる映画! 3Dで観たのでライブ映像に迫力があって興奮した」「本当のコンサートを観ているみたいで、思わず歌ったり叫びそうになった」「実際にライブに行った気分になれた。普段観られないメンバーの素顔が観られて嬉しい」など、10代、20代の女性から熱いコメントが寄せられた。

(本ランキングは、11月1日(金)、2日(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)