ロバート・パティンソンが『Lost City of Z』に出演することになった。監督はジェームズ・グレイ。ベネディクト・カンバーバッチも出演する。

『Lost City of Z』は、デビッド・グランによるベストセラー小説の映画化。1920年代、ブラジルのジャングルに存在すると思われる神秘の地を探すうちに消息をなくしたイギリス人冒険家についての物語。ブラッド・ピットのプロダクション会社プランBが映画化権を取得し、当初はピットも出演するつもりでいたが、ピットはプロデューサーだけにとどまることになった。ピットは、カンバーバッチが出演する現在北米公開中の『12 Years a Slave』もプロデュースしている。

若い女性に圧倒的な人気を誇った『トワイライト』シリーズを終えて以来、パティンソンは、個性派監督のシリアスな作品を選んで出演している。最近は、デビッド・クローネンバーグの『Maps to the Stars』を撮影し終えたところ。ヴェルナー・ヘルツォークの『Queen of the Desert』、アントン・コルベインの『Life』にも出演が決まっている。

文:猿渡由紀