2:「俺が言わないと誰が言うの?」

「俺が言わないと誰が言うの?」と、恩着せがましい口調でパートナーにモラハラを正当化する男性も比較的多い傾向にあります。

この言葉は「他の人が言わないから、あえて俺が言ってあげている」といったニュアンスで使われることが多く、親しいからこそ欠点を指摘してあげているという立ち位置を醸しながら、自身のモラハラを正当化しようとします。

パートナーにこう言われると「指摘してくれている相手に、むしろ感謝すべきなのかも」と思ってしまう女性もいるのですが、このセリフもモラハラを正当化するための勝手な言い訳にしかすぎません。

3:「君のためを思って言ってあげている」

「君のためを思って、言ってあげている」も、モラハラ男性がよく使う言い分です。

いかにも「本当はこんなことを僕だって言いたくないけれど、君のためを思って仕方なく言っているんだ」とでも言いたげなセリフですが、これも自分のモラハラを正当化するための常とう句です。

パートナーから「君のため」と言われてしまうと、思わず「ありがとう」と言ってしまう女性もいるようですが、彼らはパートナーのためにモラハラをするわけではありません。

パートナーを自分の思い通りにしたくて勝手なことを言っているだけなことを忘れないようにしましょう。