東京パフォーマンスドール「PLAY×LIVE『1×0』」エピソード4 撮影:桜井隆幸 東京パフォーマンスドール「PLAY×LIVE『1×0』」エピソード4 撮影:桜井隆幸

11月21日、東京・渋谷の劇場「CBGKシブゲキ!!」にて、東京パフォーマンスドール公演、「PLAY×LIVE『1×0』(プレイライブ ワンバイゼロ)」エピソード4が開幕した。

東京パフォーマンスドール チケット情報

東京パフォーマンスドール(TPD)が、一流パフォーマーを目指し、演劇、歌、ダンス、映像が融合した新感覚エンターテインメントに挑戦するデビュー公演「PLAY×LIVE『1×0』(プレイライブ ワンバイゼロ)」。“20××年シブヤ”を舞台に、地下世界に迷い込んだ少女達が、若者の間に流行る謎のSNS「1×0」(ワンバイゼロ)の秘密を追うストーリーを描く「演劇」パートと、歌とダンスがノンストップで繰り広げられる「ダンスサミット」パートで構成されるステージだ。今年8月に本公演をスタート。エピソードごとにメンバーふたりずつが主役を演じ、『1×0』の謎が次第に解き明かされてゆく。

エピソード4の物語は、神宮沙紀と飯田桜子が主役を務めた。一見冷めた様子のウサキ(神宮)とアイドルキャラのラコ(飯田)。持ち味の全く異なるふたりが、迷い込んだ地下世界でなぜかチームを組むことに。ウサキはKY気味のラコが気に食わない。そして謎の住人「ゼペット」と出くわし……。

今回の見どころは、日本HIP HOP界のレジェンド、いとうせいこう(作詞)とDub Master X(作曲)が、エピソード4の劇中歌「Bitter Sweet Memory」をTPDのために書き下ろしたラップ。メンバーがステージで初のラップに挑戦する。初日開幕前にいとうせいこう版のデモ音源がネットで先行公開されており、ファンの間でも注目が集まっていた。韻を踏む歌詞とオフビートなリズム、言葉の洪水と格闘しながら、神宮、飯田、はじめメンバーによる、瑞々しいエネルギーに溢れたTPDオリジナルのラップが披露され、会場も熱気に包まれた。 

そして後半のダンスサミットパートでは、カラフルなチュールが可愛らしい新衣装で登場。スイートなキャンディカラーのチュールは光によって表情をかえる。衣装の早替えも健在。神宮&飯田のデュエット「おちゃめなジュリエット」では7名の研修生「TPD DASH!!」 もパフォーマンスに参加し、元気いっぱいのダンスを披露した。そしてダンサミの新曲としては、先代TPDの楽曲「東京ハッカーズ・ナイトグルーヴ」が初披露され、キレのあるリズムと群舞で会場のボルテージも最高潮に。そしてアンコールの「WEEKEND PARADISE」では、客席も総立ちとなり、演劇として開演したステージがライブの高揚感とともに幕を閉じた。

「PLAY×LIVE『1×0』(プレイライブ ワンバイゼロ)」エピソード4は11月24日(日)まで。12月20日(金)から25日(水)にはエピソード5の上演も控え、『1×0』の謎のクライマックスへ期待が高まるが、更に来年1月31日(金)から2月11日(火・祝)には、エピソード1&2同時上演のアンコール公演を行うことも先日発表された。