2012東宝版『エリザベート』(上左:春野寿美礼、上右:瀬奈じゅん、下左:石丸幹二、下中央:山口祐一郎、下右:マテ・カマラス) 2012東宝版『エリザベート』(上左:春野寿美礼、上右:瀬奈じゅん、下左:石丸幹二、下中央:山口祐一郎、下右:マテ・カマラス)

2012年5月の帝国劇場を皮切りに、全国4大都市で上演されるミュージカル『エリザベート』の全キャストが12月22日に発表になった。

『エリザベート』はオーストリア・ハプスブルク帝国の皇妃エリザベートの半生を描いたウィーン生まれのミュージカル。窮屈な宮廷生活の中で自由を求める彼女の生き様を、架空のキャラクターである“死”=トートとの愛憎を絡めて描き出していく。日本では宝塚歌劇団が初演、“東宝版”と呼ばれる東宝株式会社製作版は、2000年の初演以降上演を繰り返す大ヒット作だ。

2012年の公演では、ヒロイン・エリザベート役は春野寿美礼、瀬奈じゅんのダブルキャストがすでに発表されているが、その他のキャストが本日発表になった。注目のトート役は、初演からの続投になる山口祐一郎、前回に引き続き出演する石丸幹二に加え、本場ウィーンでトートを演じ、2007年のウィーン版来日公演でもトートを務め日本のファンの心を掴んだマテ・カマラスが初参加する。

その他の主なキャストは以下のとおり。

ルドルフ(オーストリア皇太子)役

ゾフィー(皇太后)役

マックス(エリザベートの父)役

ルイジ・ルキーニ(皇后暗殺者)役

★印は初参加キャスト


公演は東京公演が5月9日(水)から6月27日(水)まで帝国劇場にて、チケットは5月公演分が3月3日(土)、6月公演分が3月10日(土)に一般発売開始。その後7月に福岡・博多座、8月に愛知・中日劇場、9月に大阪・梅田芸術劇場でも上演される。