新たな生誕祭へ向けたクラファンとこれからの声優としての活動の意気込みとは?

――そんな「FUNKY TWINS」が令和の世に27年ぶりに復活をして、新たに生誕祭イベント開催に向けたクラウドファンディングが開催中です。改めて経緯をお聞かせいただけますか?

深見:コロナ禍があって、皆さんと直接会える機会がなくなってしまっていました。この生誕祭を話の肴にと言いますか、皆さんで集まってどんな方が応援してくださっていてどんな風に喜んでくださるのかということを直接見てみたいという気持ちと、皆さんに何かお返しができたらという気持ちがありました。

クラウドファンディングでご支援いただいての実施という形になりますが、いただいた何倍もお返しできればという意気込みです!

篠原:前回のイベントと同様に、衣装も2人で探しているのですが今はお互いちょっと探して歩くだけで疲れてしまって(笑)。でも、今の私たちにできることを120%以上でお返しできればと思っています。

――クラファンのリターンに生誕祭への参加権などがありますが、どんなイベントになるのか教えてください。

深見:今回は前回のイベントをベースにして、歌あり朗読劇ありの内容にする予定です。

またアフターパーティーではディナーも兼ねた懇親会を会場近隣のレストランで実施して、皆さんとコミュニケーションが取れればと思っています。

――前回のイベントに参加されたという方はもちろん、ネット配信などで『セーラームーン』などを見て新たにお2人のファンになられた方も多いですよね。

深見:当時の平成8年8月8日のライブはネットでも見られないので、ぜひ今回のイベントに参加してくださいね! 来てくれた人に当時の動画の一部をお見せするなんてことも……ご希望があればですが!

篠原:そうね、いいかもしれない! でも、見比べないでくださいね(笑)。

深見:画質は当時のものなので悪いですけれども、手作り感とアナログ感は満載なので!

篠原:舞台が華やかになるように、風船とかを膨らませておいたり(笑)。

――最後に、3回目の成人式を機に、これからの声優としての意気込みについてお聞かせいただけますか?

篠原:定年のないお仕事なので、やらせていただける限りはやっていきたいですし、今は若い子たちに教える仕事もやらせていただいて一生懸命な姿を見るのが楽しいという気持ちもあります。

役者をやっている限りは、苦しかったり辛かったりすることは一生ついて回るので、昔は「どうしようどうしよう!」って焦るばかりだったものが、「そんなものだ」と3回目の成人式を迎えることで腑に落ちてきたと思います。なんとかなるさって!

深見:人生いろいろ大変なこともありますし、ダメだったり苦手だったりすることも含めて楽しめるようにはなりました。

すべてのことにプラスとマイナスの側面があって、『愛少女ポリアンナ物語』の「よかった探し」じゃないですけれど、プラスの側面を常に見続けて行った先に未来があると思っています。

――ありがとうございます。新たなイベントも非常に楽しみにしております!

深見:来てくださった皆さんに、何か少しでもプラスのエネルギーを感じていただければと思いつつ、実は私たちがすごくプラスのエネルギーをいただているということを実感できるような機会になるんじゃないかな、とも思っています。

深見梨加さんと篠原恵美さんのクラファンは7月31日まで実施中!

深見さんと篠原さんの生誕祭イベントは、誕生日の8月8日に開催予定です。クラファンページから生誕祭やアフターパーティーに参加できる各種リターンをぜひチェックしてみてください。

アニメ誌・ゲーム誌の編集を歴任し、現在はWEBメディアのディレクターなどを務める編集ライター。アニメや映画取材をはじめ、日本全国津々浦々、お祭りや秘境取材などもする突撃派です。