ミュージカルスター、アダム・パスカルが来日

2013.11.29 16:47配信
アダム・パスカル アダム・パスカル

12月の「華麗なるミュージカル クリスマスコンサート2013」に出演するアダム・パスカルに来日直前の心境を聞こうと、このコンサートでプロデュースとMCを担当する立花裕人がロサンゼルスの自宅を訪れた。『RENT』や『アイーダ』でおなじみのスターの素顔はとてもフレンドリーで、性格の素晴らしさが穏やかな笑顔には表れていた。

「華麗なるミュージカル クリスマスコンサート2013」チケット情報

アダムはもともとロックシンガーとして、音楽的なキャリアをスタートした。ジョン・ボン・ジョビのようなロックスターを夢見ていた彼をミュージカルの世界へいざなったのが伝説のロックミュージカル『RENT』だ。「実はRENTで共演したイディナ・メンゼルから声をかけられたのです。ロジャー役を探すのが難航しているからオーディションを受けないかと。3回も受けて、やっと合格したのですが、それをきっかけに大きく人生が変わることになりました」

ロックを目指していたアダムだが、ミュージカルとの相性はどうだったのだろうか。「ロックをやっていた時の何かしらの違和感がミュージカルではなく、とても自然に感じました。自分が見失っていたものを見つけた気分でした」やはり、ミュージカルとは出会うべくして出会う運命だったのだろうか。『RENT』の映画版にも出演し、アダムの知名度は世界的に上昇することになる。

そして、『RENT』に続き、アダムの代表作になったのが『アイーダ』だ。「私がずっと好きだったエルトン・ジョンの作品に出られるのは光栄なことでした。音楽も素晴らしく、私にはなじみやすい作品でした」。「RENTかアイーダ、どちらかに出るとしたらどちらを選びますか」と尋ねると、笑いながら「ロジャーには少し年をとりました。(笑)RENTはかなりやったので、今選ぶならアイーダですね」と答えてくれた。『キャバレー』『シカゴ』『メンフィス』『チェス・イン・コンサート』にも出演したアダムはカンダー&エッブの作品、特に『キャバレー』にMC役で出てから、いわゆる伝統的なミュージカルにも魅力を感じていったそうだ。

日本のアダムファンにも待ち遠しい12月の東京での公演をとにかく楽しみにしているのがアダム本人だ。「2009年、2010年に続いて今回が日本へ行くのは3回目ですが、日本は世界中でもっとも好きな場所です。歴史、文化、人々、風景に魅了されました。家族で訪れた箱根は特に印象に残っています」

最後に日本のファンへのメッセージをとお願いすると、「皆さん、日本で会いましょう」と日本語で答えてくれた。「華麗なるミュージカル クリスマスコンサート2013」では『RENT』『アイーダ』『シカゴ』からのナンバーをアダムは披露する予定だが、ミュージカルファン、RENTファンにとってはまさに最高のクリスマスプレゼントになりそうだ。

公演は12月22日(日)・23日(月・祝)東京・新国立劇場 中劇場にて。チケット発売中。

取材・文:立花裕人

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