コメディ/ミュージカル部門(作品賞、主演男優賞、主演女優賞)、助演男優賞、助演女優賞、監督賞、脚本賞で候補になっている『アメリカン・ハッスル』

第71回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが発表になった。宮崎駿の『風立ちぬ』は、アニメ部門ではなく、外国語映画部門でノミネートされている。

ハリウッド外国人記者協会が投票するゴールデン・グローブ賞は、オスカーと違い、作品賞がドラマ部門、コメディ/ミュージカル部門に分かれている。ドラマ部門の候補は、『それでも夜は明ける』、『ゼロ・グラビティ』、『キャプテン・フィリップス』、『あなたを抱きしめる日まで』、『ラッシュ/プライドと友情』。コメディ/ミュージカル部門の候補は、『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』、『アメリカン・ハッスル』、『Inside Llewyn Davis』、『Her』。主演男優賞(ドラマ)の候補はチウェテル・エジョフォー(『それでも夜は明ける』)、イドリス・エルバ(『Mandela: Long Walk to Freedom』)、トム・ハンクス(『キャプテン・フィリップス』)、マシュー・マコノヒー(『ダラス・バイヤーズ・クラブ』)、ロバート・レッドフォード(『オール・イズ・ロスト~最後の手紙~』)。主演女優賞(ドラマ)の候補は、ケイト・ブランシェット(『ブルージャスミン』)、サンドラ・ブロック(『ゼロ・グラビティ』)、ジュディ・デンチ(『あなたを抱きしめる日まで』)、エマ・トンプソン(『Saving Mr.Banks』)、ケイト・ウィンスレット(『とらわれて夏』)。主演男優賞(コメディ/ミュージカル)の候補は、クリスチャン・ベール(『アメリカン・ハッスル』)、ブルース・ダーン(『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』)、レオナルド・ディカプリオ(『ウルフ・オブ・ウォールストリート』)、オスカー・アイザック(『Inside Llewyn Davis』)、ホアキン・フェニックス(『Her』)。主演女優賞(コメディ/ミュージカル)の候補は、グレタ・ガーウィング(『Frances Ha』)、メリル・ストリープ(『8月の家族たち』)、エイミー・アダムス(『アメリカン・ハッスル』)、ジュリー・デルピー(『ビフォア・ミッドナイト』)、ジュリア・ルイス=ドレイファス(『Enough Said』)。

『風立ちぬ』は、まだ英語の吹き替え作業がなされておらず、字幕の状態であるため、アニメ部門ではなく外国語映画部門の扱いとなった。授賞式は1月12日(現地時間)。

『アメリカン・ハッスル』
2014年1月31日(金)公開

文:猿渡由紀