『グロリアの青春』 (C)2013 Fabula - Muchas Gracias

第63回ベルリン映画祭で銀熊賞と主演女優賞受賞に輝いた映画『グロリアの青春』の予告編がこのほど公開された。58歳のヒロインが孤独や不安を乗り越えて前向きに生きる姿を描いた作品で、主演を務めたパウリーナ・ガルシアに賞賛が集まっている。

予告編

本作の主人公は、チリの首都サンディエゴで働く58歳の女性グロリア。子どもたちが独立し、夫と離婚をした後、ひとりで暮らしながら忙しく働き、中年の独身者が集まるダンスホールに通っている。映画は彼女の“青春”を鮮烈に描いていく。

主演を務めたガルシアは、テレビや映画、舞台などで活躍する人気女優で、“チリのアカデミー賞”と称されるアルタザール賞で最優秀女優賞を受賞。本作ではグロリアを体当たりで演じており、ベルリン映画祭で高評価を獲得。映画の評価も高く、2014年の米アカデミー賞では外国語映画部門のチリ代表に選出されている。

『グロリアの青春』
2014年3月1日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町にて全国順次公開