現代ミステリー超大作『ソロモンの偽証』映画化が決定!(C)「ソロモンの偽証」製作委員会

『模倣犯』『理由』など多くの著書が映像化されてきた宮部みゆきの5年ぶりとなる現代ミステリー大作『ソロモンの偽証』が映画化されることが決定し、主演を含むメインキャストがオーディションで選ばれることが発表された。

3部作で構成されたミステリー小説『ソロモンの偽証』は、クリスマスに起こったひとりの中学生の死をきっかけに、目撃者を名乗る匿名の告発状、新たな殺人計画、マスコミの過剰報道、ひとり、またひとりと増える犠牲者…と混乱に陥った中学校が舞台。生徒たちは、自分たちの手で隠された真実を暴くため、学校内裁判を開廷する。

オーディションは、主人公の藤野涼子役と、物語の鍵を握るクラスメイトら重要な役どころを、芸能プロダクション所属者のみならず、一般中学生も対象に全国から募集する。

チーフプロデューサーの矢島孝は「宮部みゆきさんが10年にわたって書き上げた大作『ソロモンの偽証』は、中学生時代にしかない感性や心情が鮮明に描かれていて、誰もが通り過ぎてきたものを投影させられる傑作です」といい、オーディションについて「演技経験は問いません。14歳の頃の繊細なヒリヒリした感受性や、上辺だけの演技ではない本物の気持ちを出せる人を探し出したいと思います。決して美少女やイケメンばかりを求めるわけでありません。太った子、チビッコ、腕力の強い子、スポーツの得意な子…など個性的で重要なポジションのキャストを広く募集します。『ソロモンの偽証』を100年後も残る傑作にできるかどうかは、応募してくれる皆さんにかかっていますので、作らずに素の自分をだしてオーディションに参加してほしいと思います」とコメントしている。

オーディションの応募締め切りは来年1月25日(土)まで。撮影は来夏を予定しており、2015年正月に拡大ロードショーされる。

『ソロモンの偽証』
2015年正月拡大ロードショー