大友啓史監督と佐藤健 (C)和月伸宏/集英社 (C)2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会

佐藤健が“人斬り抜刀斎”を演じる新作『るろうに剣心 京都大火編』(8月1日(金)公開)、『るろうに剣心 伝説の最期編』(9月13日(土)公開)が6か月に渡る撮影を経てクランクアップを迎え、佐藤が「ここまで愛した役は初めて」とコメントを寄せた。

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2部作で公開される本作は、原作中のクライマックスにあたる『京都編』を映像化するもの。撮影は昨年7月1日にクランクインし、エキストラ延べ5千人の協力を得て、茨城・山形・熊本・滋賀・兵庫・京都・長野・栃木・千葉・神奈川・東京と全国1都1府9県に及ぶ全国縦断大規模ロケを敢行した。

佐藤は「激しいアクションシーンが続いたので、常に怪我をする可能性はあって。何回もやれば大怪我をする可能性だってある。だからこそ、普通の現場よりもけた違いの集中力で現場にいなければいけないし、常に気を引き締めていないといけなかった」と振り返った。

「剣心っていう人間を客観的に見てみると、自分の中に住んでいる友達みたいな感じなんです。僕はその友達が大好きでほっとけなくて守りたくて、それほど剣心に対して愛情があって…すごい良い奴なんですよ。こういう感覚は初めてです」と明かし、「終わりが来るもんなんですね(笑)。今回の作品の場合、自分が良い芝居ができているか、良い作品になるかどうかという以前に、最後まで撮り切ることができるのかという不安が常にあったので、なんとか今日まで生き残ることが出来て本当にホッとしております。そして、今回の作品に関しては、確かな手応えというものを感じています。一生の内で中々できない経験をさせてもらったなという気持ちです」と語った。

『るろうに剣心 京都大火編』(前編)
8月1日(金)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他全国ロードショー
『るろうに剣心 伝説の最期編』(後編)
9月13日(土)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他全国ロードショー