『her/世界でひとつの彼女』Photo courtesy of Warner Bros. Pictures

『マルコヴィッチの穴』『アダプテーション』などを手がける鬼才スパイク・ジョーンズ監督が『かいじゅうたちのいるところ』以来4年ぶりに手がけるオリジナル新作映画の邦題が『her/世界でひとつの彼女』に決定し、6月28日(土)から日本公開されることがあわせて発表になった。

本作の主人公は近未来のロサンゼルスで暮す手紙の代筆ライターの男セオドア・トゥオンブリー(ホアキン・フェニックス)。彼は長年連れ添った妻(ルーニー・マーラ)と別れて、気持ちを引きずっていたが、ある日、最新型人工知能“サマンサ”(声:スカーレット・ヨハンソン)に出会う。彼女に実態はなく、ただ画面の向こうから声が聞こえてくるだけだが、セオドアはサマンサに惹かれていく。

全世界に熱狂的なファンを多くもつジョーンズ監督の異色ラブ・ストーリーはすでに高い評価を集めており、ナショナル・ボード・オブ・レビュー(米国批評会議賞)では作品賞と監督賞を、第8回ローマ映画祭では最優秀女優賞を受賞している。

『her/世界でひとつの彼女』
6月28日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー