職場に家族にパートナーにと、生活していれば必ず他人と関わる機会が生まれ、すれ違いや衝突が起こります。

楽しい感情だけで過ごせるのが一番いいけれど、違う人間同士ならそうはいかないのが当たり前、喧嘩しても解決まで持っていけずに悩むなんてこともよくありますよね。

人間関係にはストレスが付きまといますが、少しでもリラックスして人と関わるには「自分を知っておく」ことが欠かせません。

自分の姿や気持ちをどう掴めばいいのか、「知る」について考えてみたいと思います。

人間関係のストレスの理由は「自分を知らない」せい!?

相手の「捉え方」は変えられない

たとえば、自分では「話しかけられたときに一生懸命答えている」と思っていても、相手には「声をかけるといつもテンションが低くて話しづらいな」と受け止められていた。

心に余裕がないから「今はそっとしておいてほしい」と正直に気持ちを伝えたのに、相手にとってはそれが「向き合ってくれない」と否定的に捉えられていた。

こんなすれ違いは、自分が正しいと思う在り方が相手の思惑から離れていたときに起こります。

逆に、自分が否定的に感じていた相手の振る舞いが相手にとっては好意を示す意味だった、なんてことがわかって驚くこともあります。

他人から見た自分の姿は、こちらが抱えている「こう思ってほしい」が叶うかどうかに関係なく、相手の意思で見え方が決まります。

こちらがどれだけ好意的な気持ちを伝えているつもりでも、その意味を決めるのは相手の受け取り方しだいです。

相手の心の状態が悪い、落ち込んでいるときなどは、励ますつもりで「がんばって」と言ったことが「プレッシャーをかけられた」とネガティブに聞こえてしまうのも、こちらの気持ちに関係なく「どう感じるか」において相手の価値観が優先されるためですね。

そう思えば、他人から見た自分の姿とは、コントロールが難しいことがわかります。

「こう思ってほしい」は自分の願いでしかなく、それは等しく「自分も相手の願い通りに感じているかはわからない」という事実があるのですね。