「会社の同僚と不倫していました。

結婚しているとわかっていたけれど、気が合うし何時間も電話で話せるような距離感で、いつしか好きになっていましたね。

彼のほうも『妻とは冷え切った仲で』と、私との時間をたくさん作ってくれていたのですが……。

あるとき、連休で彼の奥さんが子どもを連れて実家に帰ることになり、ふたりでこっそり旅行しました。

彼とは同じ部署なのですがみんなにお土産を買っていこうとなり、個包装のお菓子を買い込んで次の日に出社したとき、私のほうが『家族と行きました』とみんなに配りました。

後輩の男性社員が私にしつこく旅行のことを尋ねてきて、以前からよく絡まれるのでそのときも困っていたら、彼が『◯◯の店は人手不足で閉店していたよ』と間に入ってきて。

その言い方だと一緒に行ったのが彼だと思われるので焦ったのですが、男性社員のほうも何か気づいたように『詳しいですね』と言いながら去っていきました。

『あれだと不倫を疑われるよ』と彼に抗議したら、『ああでも言わないといつまでもつきまとうだろう』って、気持ちはうれしいけれど不倫バレするほうが問題ですよね……。

それ以来、その男性社員が私に近づくと彼が割って入るようになり、それに気づいた別の同僚から『どうして◯◯さんがいつもあなたを守っているの?』と聞かれ、冷や汗をかきました。

会社では親しくしないように気をつけているのに、彼の言動のせいで『実は深い関係なのでは』と噂されて。

彼に言っても『あいつが気に入らない』ばかり、男性社員のほうもだんだんと険悪な空気を出すようになってきて、『もう無理』と思って彼に別れ話を切り出しました。

案の定抵抗されましたが、『あなたの様子は不安しかない』とはっきりと伝え、自分たちが不倫であること、バレたらお互いに大変な状況になることを話して終わりました。

私のことが好きでそうなったのはわかるけれど、あからさまなことはできないのが不倫で、そんな弁えのない人とは続かないですよね。

そもそも人に言えないような関係が悪いのだと気がつき、それから不倫はやめました」(33歳/セールス)

「それをする理由」を人に疑われるときは、「特別な関係だから」が透けて見えます。

不倫を想像させるような相手の言動は危険しかないですが、やっている側は自分の感情が優先なのでわからないのですね。

こんな場面から不倫関係を探られてバレるケースは多く、慎重さを欠いた振る舞いは命取りです。

こちらの女性が言う通り、そんな異常さがつきまとうのが不倫であって、最初から「しない」選択が賢明といえます。