森保一監督 (c)スエイシナオヨシ

『FIFAワールドカップ26』アジア2次予選初陣前日に悲報が届いた。エース三笘薫が負傷のためSAMURAI BLUE(日本代表)から途中離脱したのだ。今回は代表活動に入る前からケガ人が続出。FW古橋亨梧と前田大然、MF川辺駿選手と伊藤敦樹はケガで参加を辞退し、代わってFW細谷真大、MF佐野海舟、DF渡辺剛が追加招集となった。それでも、前日記者会見に出席した森保一監督は動じず、次のように意気込みを語った。

「組もうとしたメンバー構成ができなかったりするのは痛いが、これまでも誰が出ても機能する、誰と組んでも機能する、そして誰が出ても勝つという準備をしてきた。『俺がやってやる』という強い気持ちと力を持った選手がいるので、日本代表として常に100%の力を発揮できるように戦いたい」

三笘不在の左サイドについて問われると、指揮官はこう答えた。
「(『W杯2022』)カタールまでであれば、(南野)拓実もやっているし、10月の活動では(浅野)拓磨にもプレーしてもらった。相馬(勇紀)はここ数試合チームで左サイドでスタートしている。いろいろな選択肢を持っている。今日の練習を見た上で決めたい」

FIFAランク18位の日本に対して、ミャンマーは158位。前回の対戦では『W杯2022』2次予選であたり10-0と大勝したが、指揮官は隙を見せない。
「周りは当たり前に勝てるというイメージを持っていると思うが、当たり前に勝つということほど難しいことはない。しっかり気を引き締めて、最善の準備をし、ベストをぶつけていきたい」

日本代表のメンバーは以下の通り。
【GK】前川黛也(神戸)、大迫敬介(広島)、鈴木彩艶(シントトロイデン)
【DF】谷口彰悟(アルラヤン)、渡辺剛(ヘント)、中山雄太(ハダースフィールド)、町田浩樹(ユニオン)、毎熊晟矢(C大阪)、冨安健洋(アーセナル)、伊藤洋輝(シュツットガルト)、菅原由勢(AZ)
【MF/FW】遠藤航(リバプール)、伊東純也(ランス)、浅野拓磨(ボーフム)、南野拓実(モナコ)、守田英正(スポルティング)、鎌田大地(ラツィオ)、相馬勇紀(カーザ・ピア)、堂安律(フライブルク)、上田綺世(フェイエノールト)、田中碧(デュッセルドルフ)、佐野海舟(鹿島)、久保建英(ソシエダ)、細谷真大(柏)

『FIFAワールドカップ26』アジア2次予選兼『AFCアジアカップサウジアラビア2027』予選・日本代表×ミャンマー代表は11月16日(木)・パナソニック スタジアム 吹田、シリア代表×日本代表は21日(火)・プリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアム(サウジアラビア)にてキックオフ。ミャンマー戦はテレビ朝日系列にて生中継。また1月1日(月・祝)・国立競技場で開催される『TOYO TIRES CUP 2024』日本代表×タイ代表のチケットはチケットJFAにて11月19日(日)一般発売。