アマト・ファカタヴァ

11月16日、ブラックラムズ東京の記者会見が行われた。第1部で西辻勤GM、ピーター・ヒューワットHC、武井日向主将が登壇し新シーズンへ意気込みを語り、第2部ではアマト・ファカタヴァが登場し日本代表のMVP級の活躍を見せた『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』を振り返った。

GMを筆頭に指揮官、主将は創部70周年となる『NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24』への自信を口にした。
西辻GM「昨季6勝10敗7位で終えた。4敗が7点差以内と接戦が多く、ベースが上がったと思う。今季はこのベースをビルドし、磨き上げるシーズンにしたい。だから選手、スタッフ、入替が少ない。このメンバーで絶対勝てると思っている」
ヒューワットHC「シーズンを楽しみにしている。理由としては選手がターンオーバーしていないので、うちのシステムをよく理解しているメンバーが多い。自分たちが何者でDNAを理解している。去年自分たちのラグビーはレベルアップしたが、今季さらにレベルアップしたい」
武井主将「チームとしては昨年よりもビルドしてシーズンが待ち遠しい。1か月しっかり準備して、開幕を迎えたい。昨季は個人的にはケガもあり100%コミットできなかったので、今季はケガもなく100%コミットできているので、個人的にも楽しみにしている」

HCは接戦を勝ち切るための課題、主将はファカタヴァから受けた刺激をコメントした。
ヒューワットHC 「フォーカスしてきたのはマインドセットとアクションの一貫性。去年はあと10~15%足りなかった。またディシプリンも改善しないといけないので、そこを取り組んでいる」
武井主将「(『RWC』での活躍は)うれしかった。アマトは泥臭い、ブラックラムズのDNAを示してくれた。ブラックラムズでやるべきことを遂行することがジャパンにつながると思ったので、アマトの活躍がうれしかったし、励みにつながった」

『RWC』後の変化について問われたファカタヴァはこのように語った。
「僕自身は何も変わっていない、やるべきことをやるだけ。インターナショナルレベルでやったように、リコーのためにやるべきことをやるだけ。違いはちょっと有名になったかな(笑)」

ファカタヴァはこれまで通りの役割を強調した。
「チームとしてゴールがあるので、自分のやれることを全力でやって、どこまで行けるか。みんなで協力してやっていきたい」

BR東京は『NTTリーグワン2023-24』開幕戦でトヨタVと12月9日(土)・パロマ瑞穂ラグビー場にて対戦。12月16日(土)には三菱重工相模原ダイナボアーズを迎えて、駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で「ホスト開幕戦~70周年記念DAY~」を開催する。ホスト開幕戦では来場先着1万2000名に70周年記念デザイン ベースボールシャツプレゼント。チケットは12月1日(金)一般発売。