(写真左より)ヴィリアミ・アフ・カイポウリ、キアラン・クローリーHC、古田凌主将、フランコ・モスタート

11月20日、ディビジョン1に挑む三重ホンダヒートの所信表明が行われた。キアラン・クローリーHCと古田凌主将、南アフリカ代表LOフランコ・モスタート、NO8ヴィリアミ・アフ・カイポウリが登壇し、『NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24』に向けて意気込みが語った。

クローリーHC「我々には4年後に日本一になるという夢がある。1年目はしっかりベスト8を目指していきたい。2年目はベスト8の地位を確立し、(『プレーオフトーナメント』)セミファイナルを目指す。3年目はセミファイナルに残れるチームを目指し、そして4年目はファイナルへ行き日本一になるのが目標」
古田主将「スローガンの『HEAT Way』には自分たちの道、自分たちの歴史は自分たちで切り開いていくという思いが込められている。一人ひとりの努力の結果、今季のベスト8を実現したい」
モスコート「ラインアウトやFWのところでしっかりプレッシャーを掛けていきたい。D1は相当レベルが上がるので、どれだけ準備してきたことを出せるか。選手、スタッフがハードワークしていい結果を得たい」
カイポウリ「ホンダのFWはチームの強みになっていると思う。去年もFWで相手にプレッシャーを掛けていった。プレシーズンマッチでもD1のチーム相手でもいいプレッシャーを掛けられているので、楽しみにしている」

『ラグビーワールドカップ2023』でイタリア代表を率いた指揮官は、三重Hにどんなラグビーをもたらすのか。
「勇気を持って革新的に進化していきたいと思っている。FWは強さがあり、武器だと思っている。BKもいい選手が揃っている。スクラムやコンタクトでプレッシャーを掛けて、自分たちの強みを試合でしっかり出せるようにしていきたい。ラグビーはエンターテインメントなスポーツだと思う。エンターテインメント性を出して結果を残したい。日本のスピード感あるゲームを見せたい」

古田主将もFWのパフォーマンスに自信を持っている。
「(FWの強み)スクラムでもラインアウトでもモールでも質の高いものが出来上がっている。それを強みに戦っていきたい。あと試合でどれだけやってきたことを出せるかにフォーカスしてシーズンを戦っていきたい」

三重Hは『NTTリーグワン2023-24』開幕戦でコベルコ神戸スティーラーズと12月9日(土)・ノエビアスタジアム神戸にて対戦。12月16日(土)のホスト開幕戦では昨年覇者のクボタスピアーズ船橋・東京ベイを三重交通G スポーツの杜 鈴鹿 サッカー・ラグビー場で迎え撃つ。チケット発売中。