『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(C)2013 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.

アーロン・テイラー=ジョンソン、クロエ・グレース・モレッツらが出演する人気作の続編『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』が2月22日(土)に公開される。本作の字幕監修を務めたのは、『宇宙人ポール』『テッド』などの字幕監修を務めた映画評論家の町山智浩氏だ。

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映画は、前作より一変、キック・アスとヒット・ガールというヒーローの姿を捨て、ごく平凡なスクールライフを手にしていたふたりが、マザー・ファッカー率いる悪徳軍団と対決するために、再びスーパーヒーロー軍団“ジャスティス・フォーエバー”を結成し、壮絶な死闘を展開する。

際どい言葉が連発された前作と同じく、過激な台詞が飛び交う本作。町山氏は作品の世界観をよりダイレクトに伝えるため、例えば劇中に登場するある人物の武器を“ゲロゲリ棒”と命名したり、「ハンパねぇ肝のデカさだ」は「象並みのタマのデカさだ」に、「ママが変態趣味だったからって…」は「ママのSM趣味を引き継ぐのか…」等々と手を入れている。町山氏といえばアメリカに住み、ハリウッドスターから現役ギャングスタまで、幅広い階層の人々への取材をし、ありとあらゆるスラングや活きた言語表現に精通した人物だ。氏ならではの活きた翻訳が、この作品にリアルな息吹を与えている。

『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』
2月22日(土) TOHOシネマズ有楽座ほか全国公開