“女性誌戦国時代”ともいえる昨今。20〜50代向けを中心とした新たな女性誌が続々と創刊されています。そんななか、創刊25周年を機に3月号(2月7日発売)から大幅にリニューアルした『CREA』(文藝春秋)。一体どのように変わったのでしょう?
 

クリエイティビティに働きかける刺激的な雑誌に変身

『CREA』はラテン語の「CREARE」(創造)を由来に、「美しき野次馬たちへ」とのキャッチコピーで25年前に創刊された女性誌。これまでの女性誌に飽き足らない女性たちへ知的好奇心をくすぐる情報を提供してきました。

そんな『CREA』が今号から知的に面白く、美しくカッコイイ――とさらなるパワーアップを図っています。日常生活へインスピレーションを与えてくれる、刺激的なスパイスのある魅力的な雑誌に進化を遂げたのです。

その変貌っぷりは“中身”を見れば明らか! 新装刊後初の大特集として組まれた「賢者33人が明かす、秘密のパリ」を中心に、大胆に生まれ変わった『CREA』の中身を追いかけてみました。

女性誌の一般的な旅特集ではグルメに名所、ショッピングの“三大観光スポット”が取り上げられることが多いですが、本誌を読むとさすがの『CREA』という印象を受けます。ガイドブックには掲載されていないような「秘密のアドレス」を密やかに紹介しているのです。