小芝風花

映画『魔女の宅急便』主演の小芝風花が映画の公開とフォトブック「魔女レシピ~キキになれるかな~」(角川書店刊)の発売を記念して10日、バレンタインデーに向けて女子高生たちと一緒にフォンダンショコラ作りに挑んだ。

その他の写真

スタジオジブリのアニメでもおなじみの角野栄子による児童文学の名作を実写化。一人前の魔女になるべく親元を離れて修行の旅に出た少女・キキの奮闘と青春を描く。フォトブックは角野の監修の下、「魔女になりたい」女の子の願いを叶えるべく、メイクやファッション、料理などのアイディアを写真と共に掲載している。

黒を基調にした“魔女ファッション”に真っ赤なエプロン姿で現れた小芝。普段、料理に関しては「行動に移そうと思いつつ、動かない、動けない(苦笑)」とのことで「不器用なのがバレないかドキドキしています」と報道陣、女子高生たちに囲まれてのお菓子作りにやや緊張気味。とはいえ、バレンタインデーは毎年、手作りでお菓子を作っているそうで「去年はホットケーキミックスにチョコを入れてたこ焼き器で焼いてチョコたこ焼きを作りました! 大阪出身なので(笑)」と明かした。

今年のフォンダンショコラは「上手くできたら、お世話になった清水崇監督にプレゼントしたい! おいしいケーキが作れるように頑張ります」と意気込みを語った。女子高生たちと一緒にチョコをこね、隠し味には「女子力を高めに(笑)!」紅茶をひとさじ加えて、オーブンで15分。焼きあがった生地に生クリームなどでトッピングを加え、映画に登場する黒猫のジジをイメージしたフォンダンショコラを完成させた。

味見に自らひと口、食べてみたが「おいしい! こんな簡単においしくできるなんて!」と出来栄えに驚いた様子。「無事、修行を終えることができました」と満面の笑みを浮かべていた。

映画の公開も近づくが「あっという間でした」と撮影後のこの半年ほどのプロモーションの日々を述懐。映画について「同世代のみなさんに共感してもらえると思います」と笑顔でアピール。フォトブックに関しても「メイクやファッションでも、身近なもので魔女気分が味わえます。私もそうですが、高校生はオシャレへの意識が芽生え始める頃。魔女風ファッションも楽しんでいただければ」と笑顔でおススメしていた。

『魔女の宅急便』
3月1日(土)全国公開