物価の高騰により、何を買うにも「前より高いな…」「買おうかな、どうしようかな」と悩むシーンが増えてきました。中でも日々の食事にかかる費用については、少しでも安い食材を買って節約しなければ、と思っている人も多いのではないでしょうか。

毎日、毎食のことだけに、節約を意識したいところではあるものの、栄養など食事の質は落としたくないのが本音。周囲の料理を担うママたちは、どのように節約しながら栄養を保っているのでしょうか。そのポイントを教えてもらいました。

ママたちに聞いた!質を落とさずに食費を節約する方法

1:鶏むね肉、ささみ、旬のものなど安い食材を使う

もともと価格が安定して安いものを積極的に使うのが、節約の第一歩。

「鶏肉、それももっぱらむね肉かささみを使ってます。今はむね肉でも柔らかくておいしくできあがるレシピがたくさんネットにあるのでありがたい! 高タンパク低脂質で優秀食材です」

「そのとき旬のものが安くたくさん出回るので、野菜なんかは旬のものを意識して買っています」

鶏むね肉やささみはダイエット食材としても人気ですが、安いのにちゃんとお腹を満たしてくれて栄養価が高いところが高ポイントのよう。

また、旬のものは安いだけでなくやはり栄養価が高いというメリットも。スーパーの野菜コーナーで目立つところに置いてあるので、毎日の料理に取り入れていきたいですね。

2:特売日に買いだめして下ごしらえ、冷凍する

見逃せないのはスーパーの特売日! 忙しいとなかなか毎日はチェックできないかもしれませんが、少なくともスーパーに行ったときに特売をしていたらチャンスです。安くなっている食材で家でよく使うものがあれば、多めに買いだめしておきましょう。

「野菜やお肉は安い日に買いだめして、カットして冷凍しておきます。すぐに冷凍庫がいっぱいになるので、冷凍庫が広いタイプの冷蔵庫に最近買い換えました(笑)」

「作り置きなどはしませんが、お肉は安い日に買ってその日のうちに調味料や野菜と合わせてジップロックに入れて冷凍しておきます。使いたい日に解凍して炒めるだけで一品になるので、そういう袋をいくつか作っておくとあとで楽だし使い切れるので、余らせて腐らせることもなくなりました」

野菜は特に一度に使い切らないと、余って野菜室のかたすみで腐っている……なんてこともズボラさんにはあるあるですよね。

すぐに使わない分を冷凍しておけば、安心です。