『リベンジ・マッチ』 (C)2014 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.

「ぴあ」調査による2014年4月1日、4日、5日に公開されたぴあ映画初日満足度ランキングは、ロバート・デ・ニーロとシルヴェスター・スタローンが共演した『リベンジ・マッチ』がトップに輝いた。2位にさだまさしの原作小説を映画化した『サクラサク』が、3位にカンヌ映画祭で最高賞パルムドールに輝いた『アデル、ブルーは熱い色』が入った。

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1位の『リベンジ・マッチ』は、デ・ニーロとスタローンが因縁のライバルボクサーに扮し、人生を賭けて戦うボクシング映画。観客からは「2大スターの競演は夢のよう。ふたりの演技は楽しんで演じているようで素晴らしかった」「ライバルの因縁や男と女など、テーマがよかった。スリリングだったりコミカルなところもあって楽しかった」「ボクシングシーンも、人間関係の描き方も上手い。ふたりともとても素敵だった」「『レイジング・ブル』『ロッキー』の決着がつくのでおもしろかった!」など、30代から70代までの観客から支持を集めた。

2位の『サクラサク』は、さだまさしの文庫『解夏』に収録されている短編小説を、さだ原作の『精霊流し』を手掛けた田中光敏監督が映画化した作品。出口調査では「心にジーンと響く作品で涙が止まらなかった。自分の家族にも観てほしい」「家族のありがたさ、存在の大きさを感じ、改めて私も家族を大切にしたいと思った」「還暦を迎えたので、より胸に迫るものがあった。緒形直人の演技が印象的。心が温かくなるような映画だった」「サクラのシーンがとても美しかった。高齢化社会をキレイごとでなく、悲観的でもなく描いているのが印象的」などのコメントが寄せられた。

(本ランキングは、4月1日(火)、4日(金)、5日(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)