シングルマザーの心身の健康とエンパワメントを支援するNPO法人シングルマザーズシスターフッドが「わたしらしくはたらく」を支援する独自開発のプログラムの参加者募集を開始しました。



シングルマザーの心身の健康とエンパワメントを支援するNPO法人シングルマザーズシスターフッド(所在地:東京都国立市、代表:吉岡マコ)は、2024年4月23日(火)から、シングルマザー向けデジタル就労支援プログラム「シングルマザーズデジタルキャンプ インテンシブ(6カ月集中)コース」の参加者募集を開始いたしました。

シングルマザーズデジタルキャンプ公式
コース別プログラム詳細・お申込みはこちらから


~支援現場の知見から~ 就労の土台スキルを築く
シングルマザーズデジタルキャンプは、シングルマザーが「自分らしく働くこと」と「収入を増やすこと」の両立を目指すキャリアを創造していく総合プログラムです。

支援現場の知見から、シングルマザーの真の自立のためには、従来の職業訓練を中心とした就労支援や職業斡旋だけでは不十分であるという仮説を持ち、就労の土台となる心身の健康や自己探求、自己表現、仲間と切磋琢磨する学びの共有といった取り組みを通して自己成長を促進するプログラムを開発。

シングルマザーが早期に支援につながり、自分らしくサステナブルな働き方を実現することで、母子ともに豊かな人生を築ける可能性が高まることを期待しています。
インテンシブ(6カ月集中)コースの特徴

シングルマザーズデジタルキャンプ インテンシブ(6カ月集中)コース
プログラムは、2024年5月から6カ月間にわたり、オンラインと対面のハイブリッド型で実施し、参加しながらICTスキルも自然とブラッシュアップされる仕組み。ひとり親経験のある複数の女性スタッフがそのプロセスに伴走します。
自力でキャリアを切り拓くためのコース設計
健康に働き続けるための土台として、心身のセルフケアの習慣を身につける「セルフケア講座」、自分のキャリアを相談し目標設定を行う「キャリア面談」。自己探求と目標へのプロセスを仲間とスモールステップを大切に2週間ごとに振り返る「グループリフレクション」。デジタルのスキルアップを目指す「デジタルトライ講座」。

就労の土台となるスキルの習得から始まり、自己理解を深め、他者と協力的な関係を築きながら切磋琢磨し成長していく。最終的には自分の力でキャリアを切り拓いていくという一連のプロセスに沿ったコース設計が特徴です。

シングルマザーズデジタルキャンプ インテンシブ(6カ月集中)コースはオンラインと対面のハイブリッド型プログラム▼オンライン開催
セルフケア講座
グループリフレクション
デジタルトライ講座
キャリア面談
集合研修
対面開催
1泊2日の親子キャンプ 9月
最終発表会 10月



オンラインの講座の開催は、働きながら子育てと両立してステップアップを目指すシングルマザーが参加しやすい早朝を中心とした開催です。

毎週3回開催されているシングルマザーのセルフケア講座。
「セルフケア講座」で心身のセルフケアから始まり、対人関係のスキル、リーダーシップの理解、自分の価値の表現スキル、プレゼンテーションスキルを学ぶ集合研修を経て、10月の最終発表会では、スライドを用い、3分のプレゼンテーションをおこないます。

プログラム期間中、参加者同士がともに学び合い交流ができるグループチャットやコミュニティの場を準備しています。
9月の親子キャンプ

自然体験のプロによる大自然の活動で、子どもたち同志のエンパワメントも育まれる健全な母子分離の効果シングルマザーの就労には、子供たちの心の安定を確保し、母親たちがキャリアに集中できる環境を整えることが重要です。同じキャンプ場でお互いの気配を感じながら、親子別々のアクティビティに取り組む時間は、健全な母子分離にも繋がります。



卒業生のアンケート結果と声より
2023年に実施したシングルマザーズデジタルキャンプ1期生のアンケートでは、9割以上の参加者が「自分らしい生き方を探求できるようになったと思う」と回答。
土台となるスキルの習得や自己探求で自己理解が深まるだけに留まらず、現代の就労環境に必須のICTスキルを身につけ転職や現職での収入アップした実績があります。

2023年実施のデジタルキャンプ終了後アンケートの結果

2023年実施のシングルマザーズデジタルキャンプ インテンシブコース卒業生の声1

2023年実施のシングルマザーズデジタルキャンプ インテンシブコース卒業生の声2

シングルマザーだからこそ「自分らしく」「サステナブル」に働くことの実現を
シングルマザーとキャリア
日本では、シングルマザーの就業率が86.3% ※1と非常に高い一方で、ひとり親家庭の相対的貧困率は44.5% ※2となっています。

特に若年層のシングルマザーは、「子育てや仕事に追われ、キャリアについて考える機会がない」「ワンオペ育児のために成約された働き方を選ばざるを得ない」「責任の少ない薄給の職で家計を一人で担っている」等の状況もあり、貧困状態から脱するきっかけを逃しやすい傾向にあります。

「自分らしく働きたい」という望みがあっても「ひとり親の自分には無理だ」と自ら希望を持つことを諦めてしまう人も少なくありません。

参照:
※1 厚生労働省 令和3年度 全国ひとり親世帯等調査
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/f1dc19f2-79dc-49bf-a774-21607026a21d/9ff012a5/20230725_councils_shingikai_hinkon_hitorioya_6TseCaln_05.pdf
※2
厚生労働省 令和4年 国民生活基礎調査
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/pdf/shien_01.pdf

シングルマザー支援現場の知見から
NPO法人シングルマザーズシスターフッドでは「シングルマザーの心身の健康」に着目し、全国のシングルマザーを対象に、シングルマザーのセルフケア講座をはじめとしたさまざまなプログラムをオンラインで実施してきました。2021年には研究者と共同で「心身の健康についての調査」「ピアサポートの効果についての質的研究」を実施。2023年にはその調査結果を『ひとり親けんこう白書』という冊子にまとめました。

NPO法人シングルマザーズシスターフッド「ひとり親けんこう白書」

研究と支援の実績からの知見をもとに、シングルマザーが自分らしくはたらくために必要な力を身につけるためには1.心身の健康とセルフケア2.自己探求3.ピアサポートの3つのステップが有効であるという仮説を立てました。その3つのステップを盛り込んだ就労支援プログラムとして「シングルマザーズデジタルキャンプ」が生まれました。

シングルマザーが早期に支援につながり、セルフケアや自己探求によるキャリア形成に取り組み、自分らしいサステナブルな働き方を実現することで、母子ともに豊かな人生を築ける可能性が高まると期待しています。

その他、プレゼンテーションやスピーチ、仲間への効果的なフィードバック、ミーティングの進行など、実践的な訓練に取り組むほか、若者の就労支援で長年の実績を誇る認定NPO法人育て上げネットの協力を得て、キャリアの視野を広げるためのオンライン講座を受講できる体制を用意しています。
休眠預金を活用して実施されます。

本プログラムは2022年に一般社団法人グラミン日本が休眠預金等活用法に基づく資金分配団体として採択を受けて実施する「シングルマザーのデジタル就労支援」事業の一環です。そのため、対象となるシングルマザーの参加者は、無料で本プログラムに参加できます。




シングルマザーズデジタルキャンプ第2期インテンシブコース プログラム概要



シングルマザーズシスターフッドの支援のあり方1. 今がよくなる「セルフケア」
2. 未来がよくなる「学び」
3. 社会がよくなる「貢献」

3つのステップで、シングルマザーを支援しています。





キーワード:#ひとり親 #就労支援 #シングルマザー #支援制度 #母子家庭 #片親 #シンママ #デジタル #コミュニティ #オンライン
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ