映画の未来を応援するPFF初の試みとは?

2014.4.16 11:4配信
PFFスカラシップ作品『過ぐる日のやまねこ(仮)』

第34回ぴあフィルムフェスティバル“PFFアワード”で、『くじらのまち』がグランプリとジェムストーン賞(日活賞)のダブル受賞を果たした鶴岡慧子監督が、第23回PFFスカラシップ作品『過ぐる日のやまねこ(仮)』を製作するにあたり、クラウドファンディング(※)で6月27日(金)まで一般からの支援を募ることになった。

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PFFスカラシップは、コンペティションの入賞者に挑戦権が与えられ、企画コンペで選ばれた“最も将来を期待したいフィルムメーカー”のオリジナル作品を企画開発から製作、劇場公開、そしてDVD発売までをトータルプロデュースすることで、自主映画監督の商業デビューを支援するプロジェクト。これまでに園子温、矢口史靖、李相日、荻上直子、内田けんじ、石井裕也など映画界の第一線で活躍する人気監督を輩出している。鶴岡監督は『くじらのまち』が第63回ベルリン映画祭への正式招待された後、世界10か国で上映され、世界的に注目を集める新人監督のひとりになった。新作の『過ぐる日のやまねこ(仮)』は、幼少期に父を失った主人公・時子が、東京から父と暮していた田舎町に戻り、兄と慕う人の死を経験した高校生の陽平と出会う中で、失われていた記憶と向かい合う過程が描かれる。

支援は誰でも1000円から行える仕組みで、支援額に応じて映画のチケットや作品の完成披露上映への招待など特典がプレゼントされる。映画ファンのちいさな寄付が集まって制作された映画が、世界の映画祭や映画館で上映される本プロジェクトは注目を集めそうだ。なお、『過ぐる日のやまねこ(仮)』は、9月13日(土)より開幕する第36回PFFでプレミア上映が行われた後、全国主要都市で公開される予定。

※クラウドファンディングは、資金調達のためにインターネットなどを通して企画内容と必要な金額を提示し広く支援を呼びかける手法。

第23回PFFスカラシップ作品『過ぐる日のやまねこ(仮)』クラウドファンディング
6月27日(金)まで実施

第36回PFFぴあフィルムフェスティバル
9月13日(土)から25日(木)まで
東京国立近代美術館フィルムセンター(東京・京橋)にて開催
(以降、名古屋・神戸・京都・福岡にて順次開催)

『過ぐる日のやまねこ(仮)』
第36回PFFにてプレミア上映後、全国主要都市にてロードショー公開

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