地球上の“地獄”に撮影スタッフが挑む!

2014.5.1 9:52配信
『ネイチャー』(C)BBC Earth Productions (Africa) Limited and Reliance Prodco EK LLC 2014

『ディープ・ブルー』や『アース』を送り出してきたBBC EARTHの最新作『ネイチャー』のメイキング映像が公開された。本作は動物だけでなく、様々な光景や生物が暮す環境を最新の3Dカメラを捉えているが、本映像内でクルーが向かったのはエチオピアのダロル火山。彼らはこの場所を“地球上の地獄”と呼んでいる。

『ネイチャー』メイキング映像

本作は史上初めて“4K3Dカメラ”を使用して地球上の未知なる世界をとらえたネイチャードキュメンタリー映画。本作のために開発されたという特注の3D撮影機材を駆使し、573日という膨大な時間を費やして撮影された美しい映像が収められている。

エチオピアの北東部にあるダロル火山は、つねに地表から硫黄を含んだ気体が噴出し、酸を含んだ水が地表から飛び出す危険なエリアだ。地面はオレンジ色に覆われ、緑色の水が巨大な池をつくっており、その光景は別の惑星のようだ。気温はつねに35度以上で、生物が暮していくには過酷な環境だ。

スタッフは極彩色に彩られたこの光景を立体映像で撮影したが、その道のりは過酷だったようだ。撮影場所には休憩所もシャワーもなく、作業をするにも日中は気温が高いため、夜間か早朝しか準備が進められない。地面がモロいため通常と同じ撮影機材は使えず、撮影を始めても地面から噴出す硫黄によってマシンが腐食する。スタッフは酷暑の中、ガスマスクとサングラスを着用して極めて限られた時間の中で最高の画をおさめるべく奮闘したようだ。

完成した映画には他にも撮影が困難な場所、圧倒的な時間や莫大な予算を要するエリアが次々に登場。これまで繰り返しネイチャードキュメンタリーが制作されてきたが“本作でしか観られない光景”が多く登場している。

『ネイチャー』
5月2日(金) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー

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