『わたしは生きていける』(C)The British Film Institute/Channel Four Television Corporation/ HILN Ltd 2013

『つぐない』『ラブリーボーン』のシアーシャ・ローナンが主演を務める映画『わたしは生きていける』が8月30日(土)に日本公開されることが決定した。終末世界を生きる少女のサバイバルと青春を描いた作品で、『ラストキング・オブ・スコットランド』のケヴィン・マクドナルドが監督を務めている。

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ローナンは『つぐない』の演技が高く評価され、13歳でアカデミー助演女優賞にノミネートされ、ピーター・ジャクソン監督作『ラブリーボーン』や、ウェス・アンダーソン監督作『グランド・ブダペスト・ホテル』にも出演する注目の若手女優だ。本作で彼女が演じるのは、ニューヨークからイギリスにやってきた16歳の少女デイジー。慣れない環境に少しずつなじんでいった彼女は、見知らぬ土地で恋に落ちるが、そんな折、ロンドンでテロリストによる核爆発が発生。第三次世界大戦が勃発し、街には戒厳令がしかれる。映画は、はなればなれになってしまった恋人エディを捜し求めてデイジーが終末世界を旅する姿を描く。

熾烈なサバイバル・ドラマと繊細な青春劇を融合させたのは『ラストキング・オブ・スコットランド』『運命を分けたザイル』など骨太な演出で知られるマクドナルド監督で、英国の権威ある文学賞、ガーディアン賞とプリンツ賞を受賞したメグ・ローゾフの同名小説を壮大なスケールで映画化している。

『わたしは生きていける』
8月30日(土)有楽町スバル座ほか全国順次公開