デンゼル・ワシントンが、リメイク版『荒野の七人』への主演を検討しているようだ。監督の候補に上がっているのは、ワシントンが『トレーニング・デイ』で組んだアントワン・フークア。ワシントンとフークアは、この秋北米公開予定の『イコライザー(原題)』でも組んでおり、実現すれば、3度目のコラボレーションとなる。

オリジナル版『荒野の七人』は、1960年に北米公開。黒澤明の『七人の侍』にインスピレーションを受けて生まれた。監督はジョン・スタージェス、出演はユル・ブリンナー、スティーヴ・マックィーン、チャールズ・ブロンソンら。リメイクの企画は早くからあり、一時はトム・クルーズが主演する話もあった。

『イコライザー(原題)』の後、フークアは『Southpaw』を監督する予定。出演はレイチェル・マクアダムス、ジェイク・ギレンホール、フォレスト・ウィテカー。『イコライザー(原題)』は、すでに続編の話も進んでいる。

文:猿渡由紀