会見より。左から兵藤慎剛選手(横浜FM)、佐々木一樹 天皇杯実施委員会委員長、大仁邦彌 日本サッカー協会会長、岡野光喜 スルガ銀行株式会社 代表取締役社長兼CEO、樋口靖洋監督 会見より。左から兵藤慎剛選手(横浜FM)、佐々木一樹 天皇杯実施委員会委員長、大仁邦彌 日本サッカー協会会長、岡野光喜 スルガ銀行株式会社 代表取締役社長兼CEO、樋口靖洋監督

『第94回 天皇杯全日本サッカー選手権大会』1回戦・2回戦のチケットが6月7日(土)より一般発売となる。全88チームによるノックアウト方式で行われる『天皇杯』は、7月5日(土)より開幕。J1・J2勢がトーナメントに登場するのは2回戦からとなる。

第94回 天皇杯全日本サッカー選手権大会 チケット情報

94回目を迎える今年は、国立競技場が改修工事に入るため、決勝の舞台を年内の12月13日(土)・日産スタジアム(神奈川県)に移して開催される。正月の風物詩としてもおなじみの、「元日・国立競技場」以外の決勝戦は1967年度の第47回大会以来、実に47年ぶりのことだ。

前回王者・横浜F・マリノスの樋口靖洋監督は、次のように意気込みを語った。「今回、まずは連覇をしっかりと果したい。ACL出場権の獲得も視野に入れたいし、今年は決勝が日産スタジアムということで、ホームスタジアムを留守にするわけにはいかないので、しっかり戦いたい」。

指揮官の決意を受けてMF・兵藤慎剛(横浜FM)は、「先程も監督がおっしゃっていましたが、今回は自分たちのホームグラウンドである日産スタジアムでの決勝ということで、決勝に行かないわけにはいかないと思いますし、自分たちのホーム横浜での連覇に向かって頑張りたいと思います」と誓った。

横浜FMは、1回戦・長崎県代表対宮崎県代表の勝者と7月12日(土)にニッパツ三ツ沢球技場で対戦。また、2回戦はJ2クラブ同士の対決や、ジェフユナイテッド千葉×J3・AC長野パルセイロ対新潟県代表の勝者、川崎フロンターレ×神奈川県代表対広島県代表の勝者などのカードが揃う。

全国3748チームの頂点に立ち、日産スタジアムで日本一の栄冠を手にするのは果たして……。また、今回も恒例のジャイアントキリングを巻き起こすチームが現れるかどうかも楽しみだ。『天皇杯』1回戦・2回戦のチケット一般発売は6月7日(土)午前10時より。

【第94回天皇杯日程】
■1回戦
7月5日(土)・6日(日)
※北海道代表×群馬県代表は7月26日(土)

■2回戦
7月12日(土)・13日(日)
※コンサドーレ札幌×1回戦(北海道代表×群馬県代表)の勝者は8月6日(水)