『思い出のマーニー』に出演する“TEAM NACS”

スタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』に“TEAM NACS”メンバー全員が出演していることが明らかになった。NACSのメンバー5人は過去に『ハウルの動く城』にも出演しているが、今回は全員にキャラクター名がある役どころで、それぞれが演じるキャラクターとコメントが発表された。

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本作は、英国の作家ジョーン・G・ロビンソンの児童文学を基に、海辺の村で暮す老夫婦にあずけられた少女・杏奈が、不思議な少女マーニーで出会い、交流を重ねていく姿を描く。

今回のキャスティングは、映画の舞台が北海道のため、北海道出身の演劇ユニット“TEAM NACS”メンバーに声がかけられたといい、米林宏昌監督は「今回の作品中には登場回数は少ないものの、重要な男性キャラクターが何人かいます。彼らの声を誰に演じてもらおうか悩んでいたときに、ふと思いついたのが、TEAM NACSのみなさんでした」とコメント。本作では各キャラクターの声のほかに、“ガヤ”と呼ばれるエキストラとして5人で20役近くの人物を演じ分けているという。

“TEAM NACS”メンバーは、「日ごろ舞台役者の僕らには声だけで表現する事が難しい面もありましたが、自分達らしく取り組めました」(森崎)、「僕は10年に一度しかしゃべらない男の役どころでしたが、台本を読んで気合が入って眠れなくなりました(笑)」(安田)、「少しでも長くアフレコをしていたくてOKを出さないで欲しいと願う現場でした(笑)いつものように素晴らしいジブリ作品が完成すると確信していますので、完成が楽しみです」(戸次)、「切なくてマーニーを抱きしめたくなる本作は、子供たちはもちろん大人がみても見ごたえのある作品になると思います」(大泉)、「お話を受けた時は嬉しすぎて申し訳ない気持ちになりました。北海道のTEAM NACSにいてよかった、俺はついている!と感動しました(笑)」(音尾)とコメントを寄せている。

『思い出のマーニー』
7月19日(土)全国ロードショー