前期の特殊要因を除くと純利益も実質増益のエディオン

エディオンは5月8日、2018年3月期(17年4月~18年3月)の連結決算を発表した。売上高は6862億8400万円(前期比1.8%増)、営業利益は153億7800万円(0.7%増)、経常利益は161億6700万円(1.0%増)、当期純利益は89億4400万円(31.8%減)だった。前期は繰延税金資産の積み増しで純利益に約59億円の上乗せがあったため、この特殊要因を除くと実質的には増益だった。

品目別ではエアコンが年間を通じて好調だったほか、冷蔵庫・洗濯機などの生活家電で高価格帯の商品がよく売れた。テレビも4K対応機種が順調に伸びており、東芝、ソニー、パナソニックの有機EL参入、冬季五輪の開催などが買い替えを後押しした。PCは低調だった。

粗利率は28.9%(前期は28.6%)、販管費率は26.6%(26.4%)だった。出店の加速で設備費、人件費が上昇したほか、物流コストも増加しているが、高付加価値商品の伸びが上回り、営業増益を確保することができた。

期末配当は15円とし、2月時点で公表していた13円から2円上乗せした。中間配当と合わせた年間の配当金額は28円で、前期実績の26円から2円の増配となった。また、株主優待制度を改定し、従来は会計金額2000円ごとに1枚(500円)利用できた優待券を、1000円ごとに1枚(250円)とし、より利用しやすくした。1枚あたりの優待額が半分になるので、株主への配布枚数は2倍にする。今年6月下旬発送分より適用する。

19年3月期(18年4月~19年3月)は、6月にサッカーW杯開催、12月に4K/8K実用放送開始が控えているほか、09~10年のエコポイント特需期に買われた家電が買い替え時期に入りつつあることから、売上高7100億円(前期比3.5%増)、営業利益185億円(20.3%増)、経常利益190億円(17.5%増)、当期純利益110億円(23.0%増)の増収増益を見込む。

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