アンジェリーナ・ジョリー、上戸彩、エル・ファニング

ディズニー映画最新作『マレフィセント』の来日記者会見が24日、都内で行われ、タイトルロールの邪悪な妖精を演じるアンジェリーナ・ジョリー、オーロラ姫役で共演するエル・ファニングが出席した。女優引退が報じられたジョリーはこの日「引退するつもりはありません」と話し、「脚本執筆や監督業、人道活動に力を入れるので、映画出演は減るかもしれないが、どうしても出演したい映画があれば、参加します」と表明した。

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ディズニーの傑作アニメ「眠れる森の美女」を、邪悪な妖精マレフィセント(ジョリー)の視点から描き、彼女と“永遠の眠り”の呪いをかけたオーロラ姫(ファニング)との間にある隠された物語を明らかにする。作中では最愛の愛娘ヴィヴィアン・ジョリー=ピットとの親子共演も実現しており「子どもは幸せをもたらす存在」と母親の顔を見せていた。

また、自身が演じたマレフィセントについては「苦難を乗り越えるため、男性のように強くなるのではなく、女性らしさと母性を武器に立ち向かい、力を発揮する存在」と、まるで自分自身と役柄を重ね合わせるように、アピールしていた。

そんなジョリーと初共演したファニングは、「世界で最高の女優だから、会う前は本当に緊張していたの」と振り返り、「彼女は緊張する私をギュッと抱きしめ『楽しい時間にしましょうね』と言ってくれたわ」と感激しきり。「エレガントでミステリアスな部分は、アンジーとマレフィセントの共通点だと思うわ。それにその場にいる全員の視線をくぎ付けにしてしまう点も。もちろん、アンジーはマレフィセントみたいに意地悪ではないわ」と話していた。記者会見には、オーロラ姫の日本語吹き替えキャストを務める女優の上戸彩が駆けつけた。

『マレフィセント』
7月5日(土) 2D/3Dロードショー