『プロミスト・ランド』(C)2012 Focus Features LLC. All Rights Reserved

マット・デイモンが主演だけでなく自ら脚本も手がけ、ガス・ヴァン・サント監督と再タッグを組んだ最新作『プロミスト・ランド』が8月22日(金)から日本公開されることが決定し、予告編が公開された。

『プロミスト・ランド』予告編

本作は、自ら脚本を執筆した『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でアカデミー脚本賞に輝いた経歴をもつデイモンが再び、脚本を執筆し、『グッド…』のサント監督と手がけた作品だ。彼が演じる主人公スティーヴは大手エネルギー会社のエリート社員で、新エネルギーとして近年、注目を集めているシェールガスの埋蔵地に赴き、採掘権を手に入れる仕事で成果をあげている。彼が訪れる場所は不況にあえぐ田舎町ばかりで、このほど公開された予告編にも緑豊かな田舎町の景色が映し出される。

スティーヴはシェールガスが眠っている農場の所有者に採掘権の売却をすすめ、契約書にサインすることで貧しい暮らしから脱出して未来がひらけると説得する。しかし、街に環境保護団体の男がやってきたことから事態は一変。サインを拒む者が現れ、スティーヴは上司から住民を説得することができなければクビになると叱責される。その一方で、スティーヴは街の人々と触れ合い、様々な話を聞く中で心の中に迷いが生じはじめる。果たして、この街でガスを採掘するのは正しいことなのか?

予告編と同時に公開になったポスターにはデイモンの横顔が大きくデザインされ、“人生はいつでも、やり直せる。”というコピーが掲載されている。大企業の中で出世し、金をもうけることにまい進してきた主人公は、田舎町でどんな人々と出会い、どんな決断をくだすのか? 本作は、現代の社会問題を巧みに取り入れた大人の観客が楽しめるドラマになっているようだ。

『プロミスト・ランド』
8月22日(金) TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほかにて全国ロードショー