キャラメル多田直人が感動作『無伴奏ソナタ』に再び

2014.7.10 11:50配信
キャラメルボックス『無伴奏ソナタ』 撮影:平田光二(アポロ創研) キャラメルボックス『無伴奏ソナタ』 撮影:平田光二(アポロ創研)

演劇集団キャラメルボックスが9月26日(金)より東京・池袋のサンシャイン劇場で『無伴奏ソナタ』を上演する。2012年の初演以来2年ぶりの上演。音楽の天才として生まれながら、音楽を禁じられてしまう主人公クリスチャン・ハロルドセン。初演に引き続き同役を演じる多田直人に話を聞いた。

キャラメルボックス『無伴奏ソナタ』チケット情報

舞台の原作は『エンダーのゲーム』などで知られる人気SF作家オースン・スコット・カードの同名短編小説。「原作はわずか30ページくらいの短編なのですが、脚本・演出の成井豊が愛をもってひとつひとつのエピソードを膨らまし、脚本化しています。原作ファンの方にもきっと満足していただけるはずです」と多田。

すべての人間の職業が、幼児期のテストで決定される世界。多田は生後6か月のテストで音楽の才能を示したクリスチャン役。彼は外部から遮断され、既成の音楽を聞くことも他人と接することも禁じられながら自分の音楽を作り、演奏する「メイカー」となる。「クリスチャンは音楽の天才です。この天才っぷりをどう表現するか考えました。世の中にはいろんなタイプの天才がいますから。そして、この物語のキーになっているのは、クリスチャンのアイデンティティである音楽です。その音楽を取り上げられたら? 「音楽」でなくても、みなさんにとって大事なもの、やり遂げたいものを考えるきっかけになっていただけると嬉しいですね」

「音楽を演奏したり、歌ったりするシーンもあります。いつもとは少し趣の違った作品を目指していたので、お客様に受け入れてもらえるかどうか、喜んでいただけるかどうか不安のなかで本番を迎えたのを覚えています」と初演を振り返るが、案に相違して、初日の拍手やアンケートは「お客様からの予想以上の反応がとても嬉しく、心に残っています」と感慨深げ。それだけに再演はプレッシャーだが、「生演奏で披露される歌やパフォーマンスはさらに改良を加えて、今公演に臨みたいと思います」とあくまで前向きだ。

多田は8月には時代劇『涙を数える』で、己の信念のために戦う幕末の武士を演じる。様々な役を通して、役者・多田直人は何を伝えていきたいのか。「何はなくともきちんと「物語」をお届けしたいです。あの役者が良かった、格好良かった、と言われることも嬉しいですが、きちんと物語の中の登場人物を生きて、お話の良さを伝えられる役者になりたいと思っています」と目を輝かせた。

キャラメルボックス『無伴奏ソナタ』は9月26日(金)から10月1日(水)まで東京・サンシャイン劇場にて。その後、三重、愛知、大阪、新潟、岐阜でも上演。東京・名古屋・大阪公演の一般発売は7月26日(土)午前10時より。なお、チケットぴあではインターネット先行抽選も実施、東京公演は7月11日(金)午前11時から17日(木)午後11時30分まで受付。

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