世界で愛されるダンスエンタテインメント『バーン・ザ・フロア Joy of Dancing』が5月17日に開幕。それに先がけ第1部の公開リハーサルと囲み会見が行われ、会見には演出・振付を手掛けるピータ・ロビーと出演者のダンサー6名(グスタホ・ヴィグリオ、ヴィクトリア・マーティン、アルベルト・ファッシオ、ローレン・オークレイ、ジョルジョ・イオリ、ヤラスラヴァ・ソコロヴァ)、さらにスペシャルサポーターを務める紫吹淳、柴田英嗣(アンタッチャブル)、村上佳菜子、金光進陪が登壇した。

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冒頭で、カンパニー創設者でプロデューサーのハーレー・メガドフが「今回のパフォーマンスはかつてない最高のものをご覧いただけるはずです。ダンスに言葉は必要ありません。“Joy of Dancing”ということで皆さんご一緒に素晴らしいパフォーマンスを楽しんでいただければ」と挨拶し、リハーサルがスタート。世界トップレベルのダンサーによるパフォーマンスは圧巻で、ワルツやタンゴ、サンバ、ルンバとノンストップで繰り広げられる“ダンスのフルコース”で、ありとあらゆるダンスの楽しさを堪能できる。特に今回は、プリンス『Kiss』やジェームス・ブラウン『I Feel Good』『Sex Machine』、マイケル・ジャクソン『Smooth Criminal』など、日本でも馴染みのあるヒット曲がたっぷり。それぞれの音楽に合わせた演出はもちろん、たった4人でさまざまなジャンルの音楽を奏でる生演奏や、迫力の生歌唱、華やかな衣裳の数々などにもぜひ注目してほしい。ダンスを知っていても知らなくても、誰もが楽しめるステージとなっている。

ゲネプロ後に行われた囲み会見では、柴田が「今までも(稽古を見学して)感動していたのですが、今日のステージを観て驚いています。こんなにもすごいステージになるとは!」と大興奮。プロフィギュアスケーターとして活躍する村上は「小さい頃から『バーン・ザ・フロア』が大好きで観ていました。眼がふたつじゃ足りないって思うくらい観るところも楽しむところもたくさんあった」と語ると、紫吹も「いつ瞬きをしたらいいの、みたいな!気が付いたら口を開けたまま観ていました(笑)。ダンスに興味がない方にも観てほしい!」とコメント。金光はプロダンサーとして「ショー自体も素晴らしいのですが、生の演奏と生の歌で迫力が全然違いますね!」と絶賛した。

演出・振付のピータが「カンパニー創設20周年、日本では10回目の特別な公演」と思い入れを語ったスペシャルな公演は、5月21日(月)まで東京・東急シアターオーブ、5月25日(金)から28日(月)まで大阪・フェスティバルホールにて上演中。東京公演は公演前日まで当日引換券を発売中。

取材・文:中川實穗