川口春奈と福士蒼汰

川口春菜と福士蒼汰が25日、都内で行われた主演作『好きっていいなよ。』のヒット御礼舞台あいさつに揃って登壇し、撮影からプロモーションに至る数か月の苦楽をともにしたお互いに“感謝の手紙”を読み上げた。

『好きっていいなよ。』舞台挨拶その他の写真

川口は「普段、手紙なんて書かないから、大丈夫かしら」と緊張した面持ちで、「とっても大変な撮影を頑張れたのは、蒼汰のおかげ。ストイックに役柄に取り組む姿に、心打たれたし、刺激を受けました」と福士に感謝の意。一方、福士も「照れますね」と手紙を広げると、「春奈ちゃんと共演できて、素直によかったです。天真爛漫に現場を明るくしてくれたので、僕自身もその場に居やすかった。また、共演できたらいいですね」と再共演の約束を交わした。

そんな二人の目の前には、高さ70センチもある巨大なかき氷がお目見えし、今度は「ア~ン」と食べ合う場面も。感謝の手紙に続く、照れくさい演出に川口と福士は大テレだった。

本作は、累計600万部を記録する葉月かなえの人気コミックを映画化。友達なし、彼氏なしの地味な高校生活を送っている16歳の女子高生・橘めい(川口)が、校内一の超イケメン・黒沢大和(福士)と急接近したことから、新たな感情に目覚めていく青春ラブストーリー。

本作のプロモーションでは、イベントで川口が福士の頬にキスをしたり、初日舞台あいさつで福士が川口をお姫様だっこしたりと映画さながらの“胸キュン”な演出が大きな話題を集めた。配給の松竹によると、公開2週間で観客動員は約46万人。本格的な夏休みシーズンを前に「この週末で50万人突破する見込み」(関係者)だという。

『好きっていいなよ。』
公開中

取材・文・写真:内田 涼