ジェイソン・ステイサムが本日7月26日に47歳の誕生日を迎えた。年齢を重ね、さらに渋さが増しているステイサムだがその肉体は衰えることがなく、間もなく公開の最新作『バトルフロント』でも危険なアクションを自ら演じている。
かつてステイサムの誕生日は諸説あったが、昨年にステイサム本人がFacebookで「本当の誕生日は7月26日なんだ。なんでいまだに間違った情報が飛び交ってるのか分からないんだけど。ともかく、みんなの気持ちに感謝するよ」とコメントしたことで“正式”な誕生日が判明した。1967年に英国で生まれた彼は、水泳飛び込み競技のイギリス代表チームの一員として活躍した後、ファッションモデルに転身。1998年に『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』で俳優デビューを果たした彼はまたたく間に俳優としての地位を確立した。
そんな彼がつねにこだわり続けているのが“アクション”だ。彼は以前より「肉体的に可能な限り自分でやる」と公言しており、「演技はできないかもしれないが、誰かの頭を回し蹴りできる! 何年もそうしてきたし、僕には歴史がある。子供の頃に格闘技を習った。イギリスでは12年間競技選手もやったしね。つまり、俳優たちが演技学校にいる間、僕は肉体について学んでいたんだ。どうして椅子に座って誰かがやるのを見ていたいと思う?肉体的にやれるなら、ぐずぐずせずにやるべきことをやる!それだけさ」と語る。日ごろからスタントマンたちと共に訓練を重ねているそうで、昨年には「アカデミー賞にスタントマン部門を設けるべき」とも発言している。
そんなステイサムの才能を高く評価しているのが、シルヴェスター・スタローンだ。スタローンは自身で主演するために執筆した『バトルフロント』の脚本をステイサムに託した。娘を守るために危険な戦いに挑む元麻薬潜入捜査官の男を主人公にした本作には、激しい格闘シーンやカーチェイスがふんだんに盛り込まれており、スタローンがステイサムの身体能力を高く評価していることが伺える。
『バトルフロント』
8月9日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー