中国都市部では多くの店舗で「微信支付」のロゴがみられる(上海市内)

上新電機は、家電量販店「ジョーシン」など同社グループ全店舗で、スマートフォンを利用した支払い方式「WeChat Pay(微信支付)」を6月8日より導入する。アプラスが提供する資金決済サービスを採用した。 WeChat Payは中国で普及しているチャットアプリ「WeChat」に付随するモバイル決済機能で、利用者は約6億人とされる。利用者は自分のスマートフォン上でWeChatアプリを操作し、レジでバーコードを提示するだけで支払いが行える。日本の紙幣や硬貨に扱い慣れていない、あるいは日本円を持ち合わせていない中国人客も、日常と同じ支払い方法で同店を簡単に利用できる。

ジョーシンでは2016年より、WeChat Payと並び中国で広く利用されているモバイル決済の「Alipay」を順次導入しており、こちらも全店で対応済み。また、今年3月からは、LINEが運営する「LINE Pay」も利用可能となっており、インバウンドと国内消費者向けの両方でモバイル決済の導入を推進している。

利用が可能となるのはジョーシン206店のほか、ジョーシンアウトレット6店、J&P 1店、ディスクピア1店、スーパーキッズランド3店、マザーピア6店、スーパーでんでんランド1店、その他1店の計225店舗。家電量販店ではヤマダ電機、ビックカメラ、エディオンがWeChat Payを導入しているが、一部店舗での対応としており、200店舗以上での一斉導入は業界としてはめずらしい。(BRR・日高 彰)

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