『アイ・フランケンシュタイン』(C)2013 LAKESHORE ENTERTAINMENT GROUP LLC AND LIONS GATE FILMS INC.

9月6日(土)より日本公開されるアクション映画『アイ・フランケンシュタイン』のモニター試写会が行われ、上映後に行われたアンケートの結果が公開された。

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“フランケンシュタイン”といえば、クラシックなホラー映画や、藤子不二雄の『怪物くん』に登場したあの四角い顔の大男、といえばおなじみの存在だろう。元々は19世紀のゴシック小説内のキャラクターとして誕生した、死体から作られた人造人間なのだが、本作は、そんなフランケンシュタインが、現代に巻き起こる天使と悪魔の全面戦争の中で、人類の命運を背負いながら孤独な闘いを繰り広げるSFXアクションだ。主人公であるアダム=フランケンシュタインを演じるのは、『ダークナイト』のアーロン・エッカート。その他にも『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのビル・ナイや、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのミランダ・オットーなど、大作映画でおなじみの名優たちが顔を連ねている。

今回のモニター試写会は、上映まで作品名が伏せられる“スニーク形式”で行われたため、10代から50代の観客たちは何の映画の試写会なのかを知らないまま参加。上映後のアンケート調査で本作の良かった点を聞いてみると、「フランケンシュタインが主人公である点」「伝説のキャラクターが現代まで生きていたという点」「現代社会の裏で天使と悪魔が戦っているという点」といった、意外性にあふれた世界観を挙げる声が全体の70パーセントと大半を占める結果に。「今までのフランケンシュタインのイメージがひっくり返った」(40代男性)、「フランケンが機敏にアクションするとは新しい」(30代女性)、「現代まで生きていたフランケンが自分は何者なのかを求めて戦っていくところがよい」(10代男性)といったコメントも寄せられた。

また、設定・世界観と並んで高評価の声が集まったのが映像・ビジュアル面。「悪魔は死んで地獄に落ちる、天使は死んで昇天するという発想が面白い」(50代男性)、「悪魔を倒した際の炎のエフェクトがよい」(30代男性)など、オリジナリティある映像面の演出に賛辞が贈られたほか、「最初はホラーかと思ったが、作りこんだ世界観とCG、アクション、ビジュアル等がクールだった」(20代女性)、「結末がどうなるのか、目が離せなくなった。続編が観たくなった」(20代女性)といった声も。怪物フランケンが主人公だけに身構えた女性観客もいたようだが、スケール感やスピード感にあふれたアクションは、性別を問わずに楽しめるものだったようだ。

『アイ・フランケンシュタイン』
9月6日(土)より新宿バルト9ほかにて全国ロードショー