『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(C)2014 Marvel. All Rights Reserved.

『アベンジャーズ』『アイアンマン』など次々に大ヒットを記録しているマーベル・スタジオが手がける最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の最新TVスポット映像が公開になった。愛らしい見た目からは想像もつかない凶暴さで暴れまくるアライグマ“ロケット”の活躍を捉えた映像だ。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』新映像

本作は、幼少期に地球からさらわれ、現在は銀河系で冴えないトレジャーハンターとして活動しているピーター・クイルが、無限の力をもつ石“オーブ”を偶然に手にしたことから巨大な陰謀に巻き込まれ、凶暴なアライグマの“ロケット”、セクシーな暗殺者“ガモーラ”、歩く植物の“グルート”、復讐に燃える破壊王“ドラックス”と即席のチームを組み、銀河滅亡の危機に立ち向かう様を描く。

これまでのマーベル作品に登場するヒーローたちは、それぞれに苦悩を抱えてはいるが、みな力強い“ヒーロー”だった。しかし、本作に登場するキャラクターは、揃いも揃って負け犬で凶悪でポンコツだ。それは主人公のピーターも同様で、本作は、どう考えてもヒーローになれっこない者たちがチームを組んで銀河“最凶”にして“最強”のチームに成長していく過程を描いている。

今回の映像で紹介されているロケットは、遺伝子改造を施されてアライグマにされてしまった男で、愛らしい見た目からは想像がつかないほど凶暴で口が悪い。さらに自身の見た目を気に入っていないため、アライグマと呼ばれるとマジギレする超やっかいなキャラクターだ。しかし劇中に登場するロケットは圧倒的なカッコ良さと愛らしさを発揮しており、声を担当したブラッドリー・クーパーも「ロケットはカッコいいキャラだね。彼の持つ声やエネルギー、態度を正確に実現するために努力したんだ。みんなに気に入ってもらえるといいな。アライグマにしては、僕はタフな外見だけど、ロケットは実際に強いのさ。僕だったら、ロケットが怖くて、変なことはしないだろうね」と語っている。

小さな身体とデカ過ぎる態度、愛らしいルックスと極悪な言動、控えめな歩行と豪快すぎる戦闘スタイルを誇るロケットは、銀河イチの“ギャップ萌え”の魅力で日本の観客をトリコにするのではないだろうか。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
9月13日(土) 2D/3D全国ロードショー