(左から)桐谷健太(福田真太役)、新井浩文(平丸一也役)、皆川猿時(中井巧朗役) (C)映画「バクマン。」製作委員会 (C)大場つぐみ・小畑健/集英社

人気コミックを佐藤健&神木隆之介主演で、大根仁監督が実写化する映画『バクマン。』に桐谷健太、新井浩文、皆川猿時が出演することが発表され、3人が演じるキャラクターのビジュアルが初披露された。

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本作は、『DEATH NOTE』の大場つぐみ×小畑健のコンビが漫画制作の裏側を描いた同名コミックが原作。高い画力を持った真城最高(佐藤)と、巧みな物語を書く高木秋人(神木)がコンビを組み、週刊少年ジャンプの連載を勝ちとるまでを描く。

このほど発表された3人は、主人公ふたりと共にジャンプ連載を目指す仲間であり、ライバルの漫画家役として出演。桐谷は、長髪にニット帽がトレードマークの漫画家・福田真太役。新井は、異色系漫画家・平丸一也役。皆川は、無精ひげに肥満体型、遅咲き漫画家・中井巧朗役を演じる。

桐谷は「福田は、実は友情とか仲間ということに関して一番思いが強い人間で、同じ道を目指しているライバルであり仲間との友情を強く感じているところが好きです。勢いがあって周りを巻き込んで引っ張っていくエネルギーがあるキャラクターだったので、動物的というか、感覚で入ってやれたので演じていてすごく気持ちが良かったです」とコメント。新井は、「今までにいろんな原作の映画を、過去にやってきましたが、これだけ原作が好きで、なおかつ一番好きなキャラクターを演じたのは、今回の映画『バクマン。』が初めてでした。演じるにあたっては、思い入れが強すぎるので原作に引きずられ過ぎないように心掛けました。映画『バクマン。』は、原作の魅力を余すことなく大根監督が料理してくれておもしろい作品になると思います」と語っている。

また、皆川は「中井は、漫画家になる夢を追い続けるアシスタント歴15年の不遇な男です。すごく真面目だし一生懸命なんだけど、まったく報われない感じが好きです(笑)。演じるにあたって、文化系のなよっとした男性をイメージしながら、ちょっと女性的な感じも端々に入れてみました。映画『バクマン。』は、夢を追いかける姿を正直に描いたまっすぐな青春映画だと思います」とコメントを寄せている。

本作は、現在編集作業に入っており年内に完成する予定。その他のキャストも今後、順次発表されるという。

『バクマン。』
2015年全国東宝系にて全国公開