『近キョリ恋愛』公開記念イベントに登壇した小松菜奈

みきもと凜の人気少女コミックを原作に、教師と生徒の秘密の恋を描いた『近キョリ恋愛』の公開記念イベントが24日に都内で行われ、主演の山下智久、共演する小松菜奈、小瀧望(ジャニーズWEST)、山本美月が出席した。

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イベントでは劇中シーンをファンと一緒に観るひと幕もあり、山下は自身が披露した“壁ドン”シーンについて、「なんすか!?」と思わず赤面。その後も、小松の頭をなでるシーンやキスシーンなどが上映されるたび、ファンの黄色い悲鳴を浴びる山下は大テレだった。

本作は、最強のツンデレ英語教師・櫻井ハルカ(山下)と、超クールな天才女子高生・枢木ゆに(小松)が、教師と生徒という一線で揺れ動きながら、思いを寄せあう様が描かれる。山下にとっては、初の本格的な恋愛映画で「少女マンガが原作なので、日常ではありえないセリフや行動があるが、やっているうちに気持ちが良くなった」と振り返った。

一方、ヒロインを演じる小松は「ずっとテレビで見ていた方なので、本当に存在するんだって(笑)。現場では落ち着いていて、スタッフさんや共演者の皆さんに対しても優しかった」と初共演した山下の印象をコメント。これには山下も満面の笑みで「今度、焼き肉おごるから」と上機嫌だった。

小瀧が演じるのは、元ヤンキーで今はパティシエを目指す同級生という役どころで「ギャップがあり過ぎて、悩みました。初日は緊張で、セリフが飛んでしまって…」と初々しいエピソードを披露。ゆにの親友役を務めた山本は「ゆにが無表情な分、自分はいろんな表情を出そうと思った」と役作りを語っていた。

『近キョリ恋愛』
10月11日(土)全国公開

取材・文・写真:内田 涼