マーク・ストロング、映画初単独主演作を語る

2014.10.2 17:8配信
『記憶探偵と鍵のかかった少女』のマーク・ストロング(C)2013 OMBRA FILMS, S.L. - ANTENA 3 FILMS, S.L.U. - MINDSCAPE PRODUCTIONS,

公開中の映画『記憶探偵と鍵のかかった少女』で英国人俳優マーク・ストロングが主演を務めている。ガイ・リッチーやリドリー・スコットら名監督と仕事をしてきた彼は、謎に満ちた本作のテーマは“自由”だと分析する。本人の最新コメントが到着した。

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本作でストロングが演じるのは、他人の“記憶”に潜入し謎を解く記憶探偵ジョン。彼はその特殊な能力を駆使して数々の難事件を解決してきたが、ある出来事をきっかけに第一線から退いていた。そんなとき、資産家夫妻から、自室に閉じこもり絶食している16歳の少女アナの記憶に潜り込み、その理由を探ってほしいという依頼を受ける。

ストロングはジョンについて「監督としてはフィルムノワールというか、古典的な刑事役をイメージしていたようだ。ハンフリー・ボガードのような」と説明するが、ストロングは「彼の“弱さ”に惹かれた」と話す。「冒頭でわかるが、彼は私生活において悲劇的な過去を持っている。人生の厳しい局面にいるわけだが、そういった苦難と直面している人物は興味深いものだ」。

依頼を引き受け、アナの記憶に潜ったジョンは、実父の事故死、教師による性的虐待、ルームメイトの殺人未遂事件など衝撃的な出来事の数々を目の当たりにする。だが、その記憶は、アナの周囲にいる事件の関係者たちの証言と食い違うものばかりで、なかなか真相に辿りつくことができない。ストロングはジョンを演じることは「非常に難しいチェスみたいなもの」だと表現する。「記憶の中の記憶だったり、嘘の記憶、本当の記憶、現実世界での場面など、自分が今どこで何を演じているのをしっかりと把握しなくてはいけないのは大変だった」。

本作は、謎を解き明かしていく過程と、ジョンとアナが次第に心を通わせていく過程が並行して描かれる。「本作は自由を主題にしている」というストロングは「主役のふたりは捕えられている。アナは文字通り部屋に、ジョンは過去の記憶にね。ふたりはお互いに出会うことによってのみ解放されるんだ」と説明する。謎に満ちた世界の中で、ジョンとアナはどのようにして捕らわれていた檻を出るのだろうか? 本作は、先の読めないミステリーでありながら、演技派俳優たちがみせる重厚な“人間ドラマ”でもあるようだ。

『記憶探偵と鍵のかかった少女』
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