叱ってもなかなか言うことを聞かない子どもへの「叱る工夫」

何度叱っても同じことを繰り返す子どもにまた同じように叱っても、出来るようにはなりません。それはまだ子どもが理解できていないからです。だからといって叱ることをやめ、諦めるわけにもいきません。

では、どうしたら子どもの心に響くような叱り方をすればよいのか。

その答えは、叱り方が一本調子にならないこと。いつも同じ口調で同じような調子で叱っていては子どもの耳も慣れてきてしまいます。

もし、いつも長々と叱っているようなら、一旦そういう叱り方をやめ、1回1回を短く区切って叱ってみたり、いつもより強い口調で叱ってみるなどの工夫を加えることが大切です。

重要なことは、子どもの心に響く働きかけをするということ。叱り方を変えても効果がないようであれば言い方ややり方を都度都度変え、「叱る工夫」をすることです。

それはお母さんにとっては根気のいることですが、子どもをよく観察しながら、子どものペースに合った叱り方を見つけていくようにしましょう。

子どもは日々成長しています。成長しているからこそ思うのが「もう4歳なんだから、これくらいは分かるはず」ということですが、大人と同じように子どもにも個人差があります。

何歳だからこれができる、これは分かるはずとは安易に思わず、子どもに合わせた対応が必要だということです。

まとめ

このように、何度言っても言うことを聞かない子どもには、子どもにあった叱り方の工夫が必要ですが、子どもも叱られたばかりではモチベーションが上がりません。

子どもはお母さんに褒められることで愛情を確認しているとも言われていますから、「叱る」と「褒める」を上手に使い分けながら、子どもが社会の決まりやルールを身につけ、笑顔でのびのびと成長していけると良いですね。

日々子育てに奮闘するお母さん達を応援しております。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。