好きではない女性から告白された男性の本音は、複雑です。

告白してきた女性との関係性によっては、ハッキリお断りして「角が立つ」のを避けたいという本音を抱いている男性もいて、しかしそんな理由から義理で「OK」する類の話でもないだけに、オブラートに包んだ断り方をして「察してよ!」と思っている人も。

今回は、そんな男性たちが“告白を断ったつもり”だったのに、女性にはOKだと勘違いされたというエピソードを集めました。

1. 「友達として好きだから、このままがいい」

「この前、会社の後輩女性から告白されたんですけど、うちは中小企業で全社員をあわせても20人くらい。

ハッキリ断って人間関係がおかしくなるのを避けたかったので『君のことは、友人として好きだから、できればこのままがいい』って言い方をして、ごまかしたつもりでした。

そうしたらその子は何を勘違いしたのか『好きって言ってくれて、ありがとう』ってお礼を言い出して、翌日から彼女ヅラしはじめました。

後日、その子と親しい別の女性社員から『お互いに好きなのに、会社の人にバレないよう苦労して付き合っている』ってその子がまわりに言いふらしていると聞き、まいりましたね」(31歳/不動産)

この男性は「このままがいい」と言っているので、第三者が聞けばお付き合いに発展していないのは明らかだと思うのですが、告白した女性の頭の中では、ポジティブに解釈しすぎてしまったよう。

「友達として好き」が、なぜか「好き」に変換されてしまったのでしょうか。

2. 「彼女と別れたら可能性はあるけど…今は無理」

「飲み仲間の女性に告白されたんですけど、僕には彼女がいるので『無理』って断ったんです。

でも、かなりしつこくて『彼女と別れたら、可能性はある?』って聞いてきたので、『可能性はあるけど…。とにかく今は無理』って返しました。だって、確かにフリーだったらわからないけど、しょせんそんな話は“たられば”ですしね。

そうしたら、なぜだかその女性が張り切っちゃって『彼女と別れられるように手伝ってあげる』って、翌日から僕にアドバイスをLINEしてくるようになっちゃったんです。

ぶっちゃけ、かなり嫌そうな顔で断ったつもりだったし、あの時は本気で困りました」(28歳/IT)

恋をしている時の女性は物事をいいように解釈してしまうこともあるので、こんな展開になってしまったのでしょうか…。

このあと何度も『彼女のことが好きだから、やめてくれ』って伝え続けたそうですが、1ヶ月近くしつこくされたそうです。