平松伸二氏が描き下ろした『イコライザー』『ブラック・エンジェルズ』のコラボイラスト

名優デンゼル・ワシントンが弱者を虐げる悪党たちに制裁を加える“US版必殺仕事人”ロバート・マッコールを演じた『イコライザー』。全米チャート初登場1位を記録し、ワシントンにとって初となるシリーズ化もウワサされる本作が日本公開されるのに先駆け、『ブラック・エンジェルズ』で知られる人気漫画家・平松伸二氏が描き下ろしたコラボレーションイラストが公開された。

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平松氏の代表作である『ブラック・エンジェルズ』は、1981年から週刊少年ジャンプ誌上で連載されたアクション漫画。法では裁けない社会悪に対し、雪藤洋士をはじめとする“ブラック・エンジェル”のメンバーたちが“死”の裁きを加えていくという、今の少年誌では考えられないようなバイオレンスな内容で、連載終了後もスピンオフ作品が数作生まれるなど、永く語り継がれている名作だ。

『イコライザー』のマッコール、『ブラック・エンジェルズ』の雪藤には、マジメに働くオモテの顔と、殺しのスペシャリストというウラの顔を使い分けるいわゆる“必殺仕事人”的キャラクターという共通点があることから、今回のコラボレーションが実現。映画を観てのインスピレーションで描き下ろされたイラストには、身近なものを即座に武器にしてしまうマッコールと、自転車がトレードマークの雪藤がしっかり描きこまれ、闇に生きるふたりが奇跡の共演を果たしている。まさにデンゼル・ワシントンと雪藤洋士最強タッグと呼ぶにふさわしい、この世に1枚の特別なイラストとなった。

また、自身も無類の映画好きだという平松氏は、「デンゼル・ワシントンは59歳なのに、あれだけのアクションができるのはすごい。最小限の動きで相手を倒すアクションなんだけど、年齢を感じさせないキレのある動きだったと思います」と本作のアクションに太鼓判。「悪人の殺し方もバラエティに富んでいて、自転車のスポークを使う雪藤のことを思い出しました。マッコールが悪漢を容赦なく倒していくのは見ていてスッキリしますね」と感想を語った。

『イコライザー』
10月25日(土)新宿ピカデリーほか全国公開