会見の模様 会見の模様

11月7日(金)神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 ホールより開幕するロックミュージカル『SONG OF SOULS-慶長幻魔戦記-』。同作の公開稽古と会見が行なわれ、主演を務める泉見洋平をはじめ、紫吹淳、貴水博之、加藤和樹、新垣里沙、東山光明、佐々木喜英、松田凌が出席した。

同作は、上島雪夫演出のオリエンタルロックミュージカルシリーズ第3弾。今作では江戸の街を舞台に、突如現れた魑魅魍魎と人間たちの壮絶な闘いを描いている。

公開稽古を終了後の囲み取材で、怨念の魔物・摩多羅神を演じる貴水は「色々な畑の方が集まっているので、皆さんのタレント性がぶつかって、どんな舞台になるか楽しみ。様々な要素が詰まっているので、老若男女どなたでも楽しめる舞台に仕上がっていると思います」とコメント。公開稽古でバラードを披露した新垣は「私は芝居小屋の娘・衣笠丸を演じるのですが、このシリーズに出演するのは初めてなので、音楽やセットに負けないようにしっかり演じていきたい」と語った。

また、稽古場で起こった出来事について報道陣から質問が飛ぶと、新垣が26歳の誕生日をサプライズで祝ってもらった事を明かした。すると紫吹が「私の誕生日も神奈川公演と大阪公演の間にあるので・・・」とコメント。紫吹以外の出演者一同が「ぜひ祝いましょう!」と言うと、会見場は大きな笑いに包まれた。

最後に、同作に向けての意気込みを問われると、同シリーズ初出演となる松田が「凄く豪華絢爛でエンターテインメントに富んだ舞台ですが、そこだけではなく、観客の皆さんの現実世界とリンクするようなメッセージ性もこめられた舞台なので、その点も楽しんでいただけたら」と話した。また、3部作全てに出演している加藤は「作品に共通しているのは平和と愛。時代は違えど、その想いはどの時代も同じなので、観に来た方にそこを感じていただけたらと思います」とコメント。3部作全てで主演を務めた泉見も「登場人物みんなが、それぞれの立場で色々な形の愛を伝えている舞台なので、観客の皆さんも見た後に身近な人へいつもは言えない「ありがとう」を伝えるきっかけになればと思っています。是非見に来てください」と力強く語った。

ロックミュージカル『SONG OF SOULS-慶長幻魔戦記-』は11月7日(金)から16日(日)まで神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 ホール、11月23日(日)・24日(月・祝)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演。チケットは発売中。