サンタの衣裳を着た選手会メンバーと、小笠原満男(鹿島アントラーズ・右から4番目)、武藤嘉紀(FC東京・左から4番目) サンタの衣裳を着た選手会メンバーと、小笠原満男(鹿島アントラーズ・右から4番目)、武藤嘉紀(FC東京・左から4番目)

東日本大震災の復興支援を目的とした『日本プロサッカー選手会 チャリティーサッカー2014』。4回目となる今年は、12月14日(日)にユアテックスタジアム仙台にて開催される。チャリティーマッチは公式戦とはひと味違い、選手たちのリラックスした表情が楽しめるのも魅力だ。

日本プロサッカー選手会 チャリティーサッカー2014 チケット情報

10月27日・都内で行われた記者会見には、選手会会長・佐藤寿人(サンフレッチェ広島)をはじめ、4回連続出場となる鹿島アントラーズ・小笠原満男、日本代表・武藤嘉紀(FC東京)らが出席した。

佐藤は「毎年多くのサッカーファミリーの力をお借りして、今年も開催することとなった。今年はより多くの子供たちをスタジアムに招待する。選手会として、これからも継続して復興支援活動を続けていきたい」と思いを口にした。

自ら『東北人魂を持つJ選手の会』を立上げ、積極的に復興支援に携わる小笠原は「被災地に出向くたびに、触れ合った子供たちから『楽しかった、また来てほしい』という声を聞く中で、今年もこういった機会があり嬉しい」と語った。

初参加となる武藤は「(チャリティーマッチのことは)同じF東京の石川直宏選手から話を伺ったり、テレビやニュースを通じて知っていた。東日本大震災の当時は大学1年生で、何か出来ることはないかと洋服を被災地に送ったりしていたが、実際に肌で『復興に携わっている』という実感はなく、不甲斐ない気持ちだった。今回、サッカーを通じて復興支援に携われるので嬉しい。当日は、子供たちに元気や勇気を与えられるプレーを見せたい」と意気込んだ。

出場予定選手は、小笠原・柴崎岳(鹿島)、西川周作(浦和レッズ)、鈴木大輔(柏レイソル)、太田宏介・武藤(F東京)、南野拓実(セレッソ大阪)、森岡亮太(ヴィッセル神戸)、千葉和彦(広島)、豊田陽平・林彰洋(鳥栖)、松井大輔・駒野友一(ジュビロ磐田)ら、新旧日本代表を含めた豪華メンバーがズラリ。

試合はグルージャ盛岡、ベガルタ仙台、ブラウブリッツ秋田、モンテディオ山形、福島ユナイテッドFC、鹿島、水戸ホーリーホック所属選手を中心とした、東北ゆかりの選手で構成する「東北ドリームス」と、日本サッカーの歴史を築き上げてきたスター選手が揃う「JAPANスターズ」が激突する(チーム分けは後日発表)。

『日本プロサッカー選手会 チャリティーサッカー2014』は、12月14日(日)・ユアテックスタジアム仙台でキックオフ。チケットは11月7日(金)午前10時より発売。