戸次重幸、『スタンド・バイ・ユー』でチャラ男に!?

2014.11.14 20:20配信
戸次重幸  撮影:石阪大輔 戸次重幸  撮影:石阪大輔

連続テレビ小説『ちゅらさん』や映画『県庁おもてなし課』など、映像作品で数々のヒット作を放ってきた脚本家・岡田惠和が初めて舞台の脚本を手がける『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』が2015年1月に上演を果たす。演出は映像で活躍する傍ら、自ら劇団も率いる堤幸彦。この作品に出演する戸次重幸に話を聞いた。

舞台『スタンド・バイ・ユー』チケット情報

連れだって貸別荘に出かけた二組の夫婦。一組の妻ともう一組の夫が買い出しに出かけたところ大雪に帰り道を閉ざされてしまい、4人の男女はあべこべの組み合わせで一晩を過ごすことになる――。「脚本を読んで、なんてリアルな話だろうと思いました。僕も舞台の脚本を書くことがありますが、このままでいくと一生この作品は書けない。だって結婚してないですから(笑)。それくらい、経験者だからこそ紡ぎだせるエピソードやセリフの応酬がふんだんに入っているんです」と岡田の脚本を絶賛する戸次。本作で彼が演じるのは、見栄っ張りで肉食系の男・藤沢。地味で草食系な妻・ハルカ(ミムラ)に対して文句を言うことも多いという役柄。「藤沢はすぐに虚勢を張る、中身スッカラカンのチャラい男。まるで自分のことのよう(笑)。ノンストレスで演じられると思います」と笑う。共演者との顔合わせは5月にあったとのこと。「こんなに早く顔合わせをする舞台も珍しい。この事実からしても、制作陣の情熱を感じ取れますよね。百戦錬磨の方々がこんなに長い期間をかけて作る作品が面白くならないわけがない」と稽古を楽しみにしている様子だ。

演出の堤とも事前に話す機会があったという。「『戸次さんに任せます』とおっしゃられたんです。僕はどちらかといえば0から100まで演出をもらって、それを再現するという芝居の作り方がしっくりくる方なので、あまり泳がせてほしくない(笑)。でもそうおっしゃるなら精一杯泳ごうと。ただ、やはり笑いについてはとても細かく演出されるようで、それはすごくうれしいし、心強いです」。

今年初め、自ら執筆した小説をもとにした一人芝居『ONE』を上演した戸次。「舞台に出るのは自分一人だから、誰にも頼れない。あんなにもプレッシャーを感じた作品はなかった。だからこそ『ONE』を経験して、今後どんな舞台もやる自信ができました。この作品で得たものについては、6月にリリースされた『ONE』DVDの特典映像でさらにたっぷりしゃべっていますので、ぜひ観てください(笑)」。冗談交じりに宣伝を挟みつつ、「みなさんが『スタンド・バイ・ユー』を観るためにかけてくださる時間とお金も、絶対に損はさせません」ときっぱり言い切る姿に、今作への自信が垣間見えた。

1月12日(月・祝)から27日(火)まで東京・シアタークリエで上演。その後、大阪、静岡、愛知、福岡でも公演。福岡公演のチケットは12月8日(月)午前10時より発売。そのほかの公演はチケット発売中。

取材・文/釣木文恵

いま人気の動画

     

人気記事ランキング