iOS 8から、サードパーティの日本語入力システムが使えるようになりました。それに伴い、Android版で大人気の日本語入力システム「Simeji」のiPhone/iPod touch版が登場。ダウンロード開始から約2ヶ月で、すでに160万ダウンロードを記録するなど、人気アプリとなっています。

このSimeji、先日バージョンアップされたのですが、さらに楽しい日本語入力システムになっているとのこと。そこで、Simejiの最大の特徴である変換機能や、最新バージョンで追加された新機能を使ってみたいと思います。

「クラウド超変換」で日本語変換が楽しくなる!

最大の特徴は「クラウド超変換」。iOS側でフルアクセスの許可をすると利用可能。話題のドラマやアニメキャラクター名、セリフ、おもしろ絵文字など、入力した「かな」に関連するキーワードを変換候補に表示してくれます。

たとえば……。

 

「ねむい」と入力すると、変換候補にいろいろな絵文字や、「寝ちゃダメだ!寝たら死ぬぞ!」や「寝オチ防止のコーヒーを(〃Φ∀Φ〃)っc▼〜」なんていう文章が表示されます。

 

 

国民的キャラクター「どらえもん」と入力。「いや、そのりくつはおかしい」「きみはじつにばかだな」といったドラえもんの名セリフのほか、誕生日も変換候補に表れます。

 

  

 「さみしい」では「俺がいるだろ?」なんてセリフも。Simeji男前だな! 

 

 

「けいおん」と入力すると「うんたん」(唯ちゃんの幼稚園時代のセリフ)や「どんとこいです」(あずにゃんのセリフ)なんかが変換候補に。この2つはわかりますよ。放課後ティータイムのメンバーですし。でもですね、「そうなんだじゃあ私生徒会行くね」って、これは唯ちゃんの幼なじみで生徒会長の和(のどか)ちゃんのセリフじゃないですか! 渋い!  

 

 

個人的に大好きなマンガ「おおきくふりかぶって」と入力したところ「ク ソ レ フ ト〜〜ッッ」というセリフが。レフトの水谷がエラーしたときに阿部が心で叫んだセリフですね。

とまあ、このようにクラウド超変換を使うと、おもしろい絵文字やセリフなどが簡単に変換できるようになるので、とても楽しいんです。

クラウド超変換を有効にすると、入力情報をSimejiのクラウドサーバーにアクセスし、よみに該当する変換データを端末に返します。個人情報のような機密性の高い情報は送信されないのでご安心を。パスワード入力時には自動的にiOS標準のキーボードに変わるので、その点も安心ですね。