ナタリー・ポートマンが、スティーブ・ジョブスの伝記映画に出演を交渉しているようだ。役柄はわかっていないが、重要なキャラクターらしい。実現すれば、紆余曲折を経てきたこの映画に、はずみがつくことになりそうだ。

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ウォルター・アイザクソンが書いたベストセラー本『ジョブス』の映画化権は、ソニー・ピクチャーズが取得、脚本家には『ソーシャル・ネットワーク』のアーロン・ソーキンが雇われた。二転三転した結果、監督はダニー・ボイルに決定、主演はクリスチャン・ベールにほぼ決まりかけたが、ベールは辞退。マイケル・ファスベンダーと交渉を始めたところで、先週、突然、ソニーがこのプロジェクトを手放し、業界を驚かせた。だが早くも月曜日にはユニバーサルが拾い上げている。

ポートマンの次回作は、長編監督デビュー作となる『A Tale of Love and Darkness(原題)』。また、テレンス・マリック監督の作品も2本連続で撮影。いずれも来年の公開が見込まれている。

文:猿渡由紀